ヒトラーの正体(小学館新書)
著者 舛添要一
ヒトラーはいまも生きている!
アドルフ・ヒトラー。20世紀最恐と言っていい暴君ですが、一方で彼が当時最も民主的な国家といわれた「ワイマール共和国」から生まれた事実を忘れてはいけません。
なぜ人びとは、この男を支持したのか。
悲劇は、止めることができなかったのか。
戦争中、ナチスに処刑されたユダヤ人はおよそ 570万人と推計されています。現代に生きる我々は、ホロコースト(大量虐殺)を知っており、どんなことがあってもこの男を許してはならない。ただ、歴史には必ず教訓がある。その汚点から眼を背けているばかりでは、現代のポピュリズムや排外主義を正しく恐れることができません。
ヒトラーについて書かれた本は無数にあります。いまも世界中で専門的な研究が進められている。しかし、難しい専門書を読みこなすのには手間も時間もかかります。ヒトラーについて手軽に読める入門書のような本があれば便利だ。そんな考えのもと、筆者が構想したのが本書です。
ヒトラーの正体(小学館新書)
06/27まで通常924円
税込 647 円 5ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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ヒトラーの正体
2021/01/16 07:44
ヒトラーの入門書
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒトラーはナチス迫害が有名だが、源泉徴収も聖火リレーもヒトラーが実用化したとは知らなかった。
ワイマール憲法の下でなぜ独裁者が生まれたのか
世界が分断化されちる時代だからこそ、見直すべき問題だと思う。
今回は入門編だが、まだ資料はたっぷりあるそうなので次を期待したい
2019/12/05 19:44
舛添さんが言う?
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ムータ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒトラーの正体というよりはナチスの概要が中心。
簡潔にまとめられていてその点では読みやすい。しかし、ナチスを批判する中で官僚達が私服を肥やしていたことを挙げていたが気になる。何せ、著者が都知事だった頃のスキャンダルやその言い訳はよく覚えていますからね。