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どうする財源 貨幣論で読み解く税と財政の仕組み
著者 中野剛志
あらゆる経済政策には、財源の裏づけが必要である。政府は往々、財源として増税を実行する。
では、私たち国民は、増税の根拠となる「財源」についてどれほど知っているだろうか。
本書では、貨幣とは何かという根本論から説き起こし、財源をどのように確保すべきか、
豊富な具体例と「現代貨幣理論(MMT)」など最新の研究成果を踏まえて、わかりやすく説明する。
さらに、日本経済の現在と将来、正しい経済政策はどうあるべきか、なども語る。
著者の先見性・教養・学識の総合知が生んだ21世紀の経済原論であり、
何より「政治参加のための武器となるようにと願って」書かれた、渾身の衝撃作である。
どうする財源 貨幣論で読み解く税と財政の仕組み
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どうする財源 貨幣論で読み解く税と財政の仕組み
2023/10/09 21:15
期待通りの内容に満足
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済に疎い私でも理解できる中野先生の本を店頭で見かけ衝動買い。期待通りの内容に満足しました。本書のテーマは「財源」。国債発行による調達の適格性を「貨幣とは何か」から説き起こします。私も本書を読むまでは、これ以上の国債増発はいずれ国家財政が破綻しハイパーインフレが起きるという説を支持していましたが、全くの間違いだと理解し納得しました。「増税」にこだわる「増税メガネ」の愚策は日本の低迷を更に長期化させる危惧があり、全く思いやられます。
2025/04/08 10:32
わかりやすい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
税と財政の仕組みについて、わかりやすく解説されていて、よかったです。必要な財源の求め方など、興味を持ちました。