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喪失の儀礼
著者 松本清張 (著)
製薬会社と癒着している医学界の現状を批判した東京都下の大学病院の医局員住田友吉が、名古屋のホテルで他殺死体となって発見された。その殺人方法は、手首の動脈を切って、湯の中で徐々に脱血させ、死亡させるという異常なものであった。2ヵ月後、ほぼ同じ方法によって開業医が……。医師と製薬界の荒廃した連繋と意外な愛憎関係がもたらした連続殺人事件を描く本格推理長編。
喪失の儀礼
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2018/05/22 00:16
謎解きを楽しもう
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投稿者:midnight-sun - この投稿者のレビュー一覧を見る
松本清張作品を読むにあたって、社会派推理小説という先入観がつきまとうのはある意味仕方がないことかとは思うが、そんな中でも本作は謎解きを楽しみながら読むことができる作品である。本格派のファンからすれば容易に推理できるものかもしれないが、推理を楽しみながら読んでほしいものである。