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7件
羅生門・鼻
著者 芥川龍之介 (著)
京の都が、天災や飢饉でさびれすさんでいた頃。荒れはてた羅生門に運びこまれた死人の髪の毛を、一本一本とひき抜いている老婆を目撃した男が、生きのびる道をみつける『羅生門』。あごの下までぶらさがる、見苦しいほど立派な鼻をもつ僧侶が、何とか短くしようと悪戦苦闘する姿をユーモラスに描いて夏目漱石に絶賛された『鼻』。ほかに『芋粥』『好色』など“王朝もの”全8編を収録する。
羅生門・鼻
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羅生門・鼻 改版
2021/07/30 21:24
中学生時代以来
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投稿者:koyarin - この投稿者のレビュー一覧を見る
羅生門はたしか中学生時代の国語の教科書にあったと思う。芥川の筆頭にあげられるだけの価値は感ぜられる。芥川は一種、日本のシェイクスピアと言って良いような気もする。
羅生門・鼻 改版
2020/12/30 22:20
改めて考察することで得られるものも多い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オリバー - この投稿者のレビュー一覧を見る
芥川龍之介の代表作と言える『羅生門』と『鼻』を両方とも収録しています。
『羅生門』は高等学校の教科書で読んだ人も多いと思いますが、下人がどのような行動を選択し、それはなぜで、この作品は何を伝えようとしているのか、改めて考察することで得られるものも多いと思います。
羅生門・鼻 改版
2020/04/22 17:06
この終わり方だからイイ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきき - この投稿者のレビュー一覧を見る
芥川龍之介の作品の真価は、その話運びとテーマ設定のほか、「結末」にこそあると思います。この本では、そんな芥川龍之介の魅力を味わえます。