電子書籍
「鬼畜」の家―わが子を殺す親たち―(新潮文庫)
著者 石井光太
使用済みのオムツが悪臭を放ち、床には虫が湧く。暗く寒い部屋に監禁され食事は与えられず、それでもなお親の愛を信じていた5歳の男児は、一人息絶え、ミイラ化した。極めて身勝手な理由でわが子を手にかける親たち。彼らは一様に口を揃える。「愛していたけど、殺した」。ただし「私なりに」。親の生育歴を遡ることで見えてきた真実とは。家庭という密室で殺される子供たちを追う衝撃のルポ。
「鬼畜」の家―わが子を殺す親たち―(新潮文庫)
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2022/08/21 05:05
真相
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
裁判では解明されて伊奈本当の姿がそこにあるようだ。現在の司法制度の欠点を指摘しているともいえる。この事実を深く考えさせられる。子を育てるという意味も考えなければならない。
2019/04/03 14:18
身近にも
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あいん - この投稿者のレビュー一覧を見る
厚木が遠くない神奈川県内に住んでいることもあり、非常にリアリティを感じながら読めました。最近起きた千葉県野田の事件報道からこの本を手にしたのですが、東京足立や静岡下田の事例も含めて、同様の事件が起こる背景(環境)の共通点が何となく理解できました。周囲に対してついつい無関心になりがちですが、身近なところから目を配るようにして暮らしていきたいと思います。
この手の情報はネットの偏りがちな情報だけではなく、発信者がギャランティーされている文献を読むことが大切だなと痛感しました。
2019/06/13 07:15
鬼畜
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいると気分が悪くなってくるような残酷な描写もあり、リアルに想像してしまうと、かわいそうで辛かったです。
2019/02/07 12:07
2度目の読了
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kuni - この投稿者のレビュー一覧を見る
2016年に書籍化された一冊が文庫化。当時のものも当然読みましたが、今回改めて読了すると共に約2年の時間を石井さんの文庫版あとがきも読みたいと思って購入しました。
今も昔も最近もありましたね。
2年前に読んだ時も感じたことですが、虐待をしてしまう親も当然ですがその親、被害者の子どもからすると祖父母の世代にも因があるのではないということ。
親が子どもの頃にもそういうことがあったのではないか。安易に捉えず大きく考えなければならない。
2022/01/17 15:46
残酷
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ta - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分のことを無条件で愛してくれるはずの親から殺される子供の気持ちを考えたら泣けてきます。悪循環で続いていく怖さ。