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51件
シャーロック・ホームズ シリーズ
ロンドンにまき起る奇怪な事件を追って神出鬼没する名探偵シャーロック・ホームズは、その怜悧な推理と魅力的な個性で読者を魅了する。近代探偵小説を確立したホームズ物語の第一短編集。赤毛の男が加入した奇妙な組合のからくりを追う「赤髪組合」、乞食を三日やったらやめられない話「唇の捩れた男」など10編。意表をつく事件の展開、軽妙なユーモアがあふれる作品集である。
シャーロック・ホームズの叡智(新潮文庫)
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シャーロック・ホームズの冒険 改版
2016/09/03 12:22
名訳!
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生のときにはまりました。読み直そうと思いましたが、当時の文庫本は今となっては活字が小さく、買い直しました。延原さんの翻訳は格調高く、古びれず今でもすばらしいです。
2024/12/31 20:47
短編集
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シャーロックホームズシリーズ3冊目。
短編集だが、前の事件の話が所々にあり時系列が繋がっていて、より世界観に入り込めた。
犯人や謎の人物の正体は割と予想通りだったものの、動機やトリックがバラエティーに富んでいて楽しめた。
法的に事件にならないものもいくつかあり、こういった短編でサクサクと幾つもの事件を解決し進んでいく感じのほうがこのシリーズには合っているのかなとも感じた。
中にはホームズが失敗する話もあり、ホームズの失敗は短編集ならではの展開だと思うし、ホームズに人間味が感じられて良かった。
2024/12/31 20:19
すべてはここから始まった!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワトソンとホームズの出会い、そして2人にとっての最初の事件。
これが、かの有名なホームズの物語かとワクワクしながら読み進めた。
犯人が明かされるも誰?と思ったところで犯人とその動機が明かされる第二部に移り、全く別の小説を読んでいる気分になる大胆な構成だった。
モルモン教を事の発端と扱っているが、実在する宗派と人物をこのように用いて大丈夫なのか?
大切な人を失った犯人には同情するものの、一生を復讐に費やすのはなんだか虚しい。
これからホームズのシリーズを時系列に沿って読んでいきたい。