- 出版社: 新潮社
電子書籍
へんろ宿
著者 藤原緋沙子
江戸回向院前の「へんろ宿」には訳ありの旅人がやってくる。旗本の嫡男で剣の達人だった市兵衛と一弦琴の名手の佐和夫婦が安い宿賃ながら心を込めてもてなす――。死期迫る浪人が江戸で最後の願いを遂げるべく投宿するが(表題作)。江戸藩邸内で消息を絶った父親を救いに関所を躱してやってきた娘(「名残の雪」)。実直そうな紙商人が宿に戻ってこない(「通り雨」)。こころ打つ人情ものの傑作四編。(解説・縄田一男)
へんろ宿(新潮文庫)
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評価内訳
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紙の本へんろ宿
2020/12/01 17:07
一弦琴
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
元旗本の嫡男だった市兵衛と佐和の夫婦が営むへんろ宿。
大阪の賑やかなオバちゃん達もその実それぞれに屈託を抱えている。
様々な人がへんろ宿に泊まり、ほんの少しくつろいでいく。
まだまだ続くシリーズと思うので、次作を待っている。
市兵衛は何故武士を捨てたのか?とかとかとか謎もまだ一杯。