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ディスコ探偵水曜日
著者 舞城王太郎
迷子専門の米国人探偵ディスコ・ウェンズデイは、東京都調布市で、六歳の山岸梢と暮らしている。ある日、彼の眼前で、梢の体に十七歳の少女が〈侵入〉。人類史上最大の事件の扉が開いた。魂泥棒、悪を体現する黒い鳥の男、円柱状の奇妙な館に集いし名探偵たちの連続死──。「お前が災厄の中心なんだよ」。ジャスト・ファクツ! 真実だけを追い求め、三千世界を駆けめぐれ、ディスコ!! ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
ディスコ探偵水曜日(下)(新潮文庫)
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ディスコ探偵水曜日 上
2015/06/07 18:02
奇書?
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:一匹狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三大奇書を読んでいる気分を思い出しました。虚無への供物のようななかなか決着がつかない推理合戦、黒死館殺人事件のような常識を超えた推理、そしてドグラマグラのような現実と小説の境界が見えなくなる錯覚。ある意味小説特有の快感に浸ることができました。
内容はぶっ飛んでいますし、舞城王太郎的な文章、エログロも多くて(虐待は読んでいて落ち込みました)人を選ぶと思いますが、はまればかなりはまるはずです。
個人的には舞城王太郎作品で一番面白かったです。どんな考え方ができればこんな小説が書けるのでしょうか?