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消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神
著者 橋本努
いくらモノを買っても幸福感は訪れず、世界各地で経済格差が広がり、環境危機が深刻化する――。資本主義社会が直面するこれらの問題を乗り越えるには何が必要か? 身の回りのモノを捨て、最小限のモノで暮らすミニマリズムには、資本主義の支配力に抗して新たな文化を生み出す「脱資本主義の精神」に通じる回路があるという。今も圧倒的な支配力をもつ資本主義の「魔法」から抜け出すべく、「消費ミニマリズム」を多角的に検証し、その可能性を論じた画期的な思想書である。
消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神
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2021/12/31 14:08
脱資本主義の部分だけに特化した方がいいような気がする
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
衣食住など暮らしに必要なモノがすでにあり、「欲望」を掻き立てるためのモノにあふれる資本主義経済の行き詰まり
そんな時代に派生した「ミニマリズム」
ミニマリズムの解説の部分と脱資本主義の部分に分かれている。
ミニマリズムの解説は他の方の著作の引用が多く、脱資本主義の方向性に特化した方が内容がすっきりしたと思う