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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 16件

TUGUMI

著者 吉本ばなな 著

病弱で生意気な美少女つぐみ。彼女と姉妹のように育った海辺の小さな町に帰省した私は、まだ淡い夜の始まりに、つぐみとともにふるさとの最後のひと夏を過ごす少年に出会った――。少女から大人へと移りゆく季節の、二度とかえらないきらめきを描く、切なく透明な物語。第二回山本周五郎賞受賞作。[装画・山本容子]

TUGUMI

税込 660 6pt

TUGUMI

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.3

評価内訳

つぐみ

2010/04/08 16:49

つぐみになりたかった。

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ふとしたことから吉本ばななを読み返しており、
これはきれいだなぁ~と感想を記しておきたくなった。
いまさらという気もするのだけれど・・・・・・。

文章が本当にきれい。ひとつの夏をきらきらと光るびんに
閉じ込めたみたいに。
まるで詩のような表現が多くて、読んでいると癒される。

つぐみはたしかに意地悪でへそまがりな扱いにくい女の子だ。
でも心の中に宝石を持っている。
それはまだ磨き抜かれていない原石みたいなものなので
注意深く、心の目を澄ましていないと見えない。
でもそのきらめきを見つけたとき、
つぐみとほんとに通じ合ったときの喜びはどれだけ大きいだろう、
と思う。

生きていることとか、一緒に笑ったり一緒に海を見ることのできることの
大切さも美しく織り込まれている。
著者のエッセイで、小学生の読者から、おすすめは?と聞かれて
本書をあげているが、納得。
小学生とか中学生の人にぜひ読んでもらいたい。
その若い感性で、つぐみの意地悪なとこだけじゃなくて、
ぜひ彼女の宝石を見つけ出してほしいと思う。

時間は、人生は、本当は無限じゃない。
必ず終わるし、必ずなにかしらの変化がある。
でもそういうことに無頓着だった時代。
私もできれば小学生くらいのときに「つぐみ」を読みたかった。
いや、つぐみみたいな子になりたかった。
こういう子が大きくなったらきっと優しくなれるだろう。
自分を良く見せるためだけの優しさじゃない、ほんものの。
原石は驚くくらいにきれいなダイヤとなって
内面の光が外面さえも輝かしていくに違いない。

私が小学生のころに読んでも、感性がまだまだ磨かれておらず
なにも感じ取ることはできなかったかもしれない。
選択肢もそう多くなくのんびりとしていたから。
いまの時代の子どもたちの周りには、
醜いものや有害なものが溢れている反面、
たくさんのきれいなものや本物のものに触れるチャンスも多いはずで
アンテナが鋭くなっていると思う。
おおげさかもしれないが、
「つぐみ」から深いなにかを感じられるような子どもたちが
増えたら、未来はきっと、明るい。

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つぐみ

2003/08/08 11:39

予想外の結末。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書も「キッチン」同様、著名なのに自ら手を伸ばさなかった一冊。吉本ばななさんを知ったその頃は読書に楽しみを見出した、まだ駆け出しの頃で、友人や教師の方々に紹介された本を、片っ端から読んでいた時代だった。月日を経て、本書は不意に私の手元にやってきた。

 つぐみは身体が弱く、ともすれば命を奪われる病に侵されている。そのせいか女の子なのに言葉は乱暴になり、換言すれば屈折した性格になった。私自身“女の子”の基準をどこに定めたら良いか聞かれたら、返答に窮するだろうが、つぐみは一般的な女の子ではない。でもそれは、寂しさ故の事である。

 私は何度か本書を閉じては熟考した。自分がつぐみの立場で、周囲には健康という言葉に適した人たちが笑い合って生きている。時折その姿を見せる死と、向かい合っている自分がいるのに。わがままだって言いたくなるだろう。乱暴だと分かっている言葉を浴びせたくなるだろう。その裏に隠れる寂しさに、気付いて欲しいと思うだろうから。
 自分なりの答えに辿りつくと、再び本書を開いた。

 つぐみは、年頃なら誰でも経験するだろう“恋”を知る。私は純粋に嬉しかった。思いの丈を伝える手段にはさすがに苦笑を殺したが、相手を想う心はつぐみも世の中の女の子と同じだと思う。つぐみの想像を絶する言動や心情は、思いの外読者の感情を揺るがす。生きている確かな実感と、生きる悦びを味わい、つぐみは自分の最期を予感するのだ。そして初めて、死を恐れる。

 吉本ばななさんの著書には死が去来する。他の作家の本では味わえない感慨を、ばななさんの本によって得られる。死は、意外に近くに息を潜め、なにをするでもなく漂い、不意に接近したかと思えば遠ざかる。そんな不思議な死というものの雰囲気を事細かに感じることができる。途中で深い哀しみを伴う結末を予想するが、予想を覆す小説というのは、激烈な印象を心に刻んでくれると思う。また、そういう一冊を書き上げた著者の力量も、計り知れない。

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つぐみ

2022/06/09 16:07

はじめての吉本ばなな

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:creammochi - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説なのに漫画を読んでいるような感覚になった不思議な本でした。そしたら解説に漫画のことが言及されていて、実際どういう風に創作してるのか気になりました。情景の表現が柔らかめでかわいらしいです。他の本も読んでみたい。

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