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電子書籍

日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実

著者 吉田裕 著

310万人に及ぶ日本人犠牲者を出した先の大戦。実はその9割が1944年以降と推算される。本書は「兵士の目線・立ち位置」から、特に敗色濃厚になった時期以降のアジア・太平洋戦争の実態を追う。異常に高い餓死率、30万人を超えた海没死、戦場での自殺と「処置」、特攻、体力が劣悪化した補充兵、靴に鮫皮まで使用した物資欠乏……。勇猛と語られる日本兵たちが、特異な軍事思想の下、凄惨な体験を強いられた現実を描く。アジア・太平洋賞特別賞、新書大賞受賞

日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実

税込 902 8pt

日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実

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みんなの評価4.3

評価内訳

日本軍兵士の過酷な実態

9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TW6429 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、日中戦争以降の戦争に動員された兵士の過酷な実態を詳細に明らかにしている。例えば、戦場では歯を磨く余裕が無かったため、虫歯になる兵士が続出したが、戦場には口腔外科を専門とする医者が不足していたこと、他に物資の不足によって靴の材質が悪くなり、サメ皮の靴がつくられたことなどといった、兵士が単に環境だけでなく、物資面においても劣悪な環境にあったことを詳細に明らかにしている点が非常に興味深かった。他にも、一般的な通史では説明されていないような、兵士の過酷な実態について言及されているので、アジア・太平洋戦争の実情をミクロな視点から知ることができる。

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「お国」は兵士も労働者も使い捨て?

7人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:***** - この投稿者のレビュー一覧を見る

太平洋戦争末期の食糧難は全国民を襲った。
でも「兵隊さん」はそれなりに支給を受けていたかというと、
無謀な戦力で補給路の確保ができなかった
大陸、南洋の兵士たちの衣・食・住、
そして医療の貧困。
「赤子」たちは「お国」にネグレクトまたは遺棄された。
この本を読んでから「ペリリュー」を読み始めたので
「総論」を読んでから「ディテール」を読んでいる感じです。
期間で来た人たちは少数とはいえ、
各地で亡くなった方の遺族は相当数いらしたのに
なぜ日本人は「赤子」を捨てた天皇を裁けなかったのか不思議。

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シリーズ化希望!

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねずみごっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦後出た戦争関連の本が、あえて避けたり伏せていた部分をスッキリハッキリ見せてくれたと思います。
光文社文庫の戦記物などを読んでいて断片的に描き出されていたいくつもの真実を、根拠ある資料の裏付けをもって端的に並べてもらった感じです。
自分の場合は戦時中日本であったことは外国でもありえるし、外国であったことは日本でもほぼ起きうるということを再認識できました。
戦争に接したご年配の方にも、戦争を知らない子供たちにも、必読の書だと思います。
ぜひこの著者でシリーズ化を!

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実情

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

歴史の流れの中に生まれてしまう一兵士の実情を事細かく紹介した逸品。戦争の悲惨さがより身近に感じるのはこのような悲惨な状態が赤裸々に語られることだ。

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読み応えあり

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

新書対象も納得の読み応えある一冊。一橋大名誉教授の著者が、日本兵の「死の現場」(金子兜太いわく)を元兵士が残した手記や資料(旧日本軍だけでなく連合軍側の史料も)などで再構築。「一兵士の目線」から、従来取り上げられなかった個々の心身の諸問題(虫歯や水虫、メンタル)も具体的に浮かび上がらせていて、兵士が大昔の特別な人ではなく、自分事になる。

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凄惨な絶望的抗戦

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第二次大戦末期の絶望的抗戦期における日本軍の悲惨な実相。後方輸送の軽視、確実な情報分析に基づいた戦略の欠如、長期戦に耐え得ない産業力。様々な負の要因が前線の日本軍兵士を極限状況に追い込んでいった。

戦場における歯科医不足は盲点だった。また、本書で「水中爆傷」という言葉を初めて知った。水中で魚雷の爆発に遭うと、肛門から入った激烈な空気圧により腸管が内部から裂けてしまう。兵士は腹部の激痛に泣き叫ぶ。

物資の欠乏は戦場の兵士を苛む。戦地では鍋にも水筒にもなり、命綱として欠かせない飯盒の奪い合い。軍靴には、不足した牛革と麻糸の代わりに鮫皮と合絹糸が用いられる。行軍中に弱い糸が切れ軍靴がぱっくりと口を開ける。靴を失った兵士は凍傷で命を落とす。

指導層の致命的な戦略的思考欠如により、210万人もの日本軍兵士が死んでいった。その実態は凄惨の一言に尽きる。つらいが直視しなくてはならない負の歴史である。

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長年の疑問が氷解

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nkybgs - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書の政治体制分析の中で,「政党勢力が議会・内閣を制覇して天皇大権を空洞化することを恐れた明治憲法起草者が,政治権力の一元化を回避し多元化を選択した」旨の一文があった。
 これを読んでようやく,数十年前に読んだ城山三郎の「落日燃ゆ」の末尾にあった「長州の憲法が日本を滅ぼす」の意味が分かった。
 
 身体的,空間的データや,「機体がエアブレーキとなるから特攻作戦は通常攻撃よりも効果が低い」といった科学的視点から,兵士の実像と日本が行った戦争の姿を描き出した良作。

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一兵士の視点から

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

アジア・太平洋戦争について、ここまで一兵士の視点から考察した研究書は読んだことがなかった。大局的な見地からのものはよく読むが、それでは実際の戦地での悲惨さは伝わりにくい。大変勉強になったし、たくさんの人に読んでほしい。

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吉田さんありがとう

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

藤原彰さんの飢え死にした日本兵、を長く使ってきましたが、
同じく、特攻関係で、長くお世話になってきた吉田さんのこの本は、
本当に助かりますね。
高校生、大学生にすすめています。
読みやすい文章で、新書、というのもよいです。
新書大賞、おもでとうございます。
国民必読。

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考えさせられる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とむとむパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る

太平洋戦争を兵士の側から見た本。改めて資源の少ない日本が無謀にも戦争に突入したこと、兵士の食料事情もままならない状況であったこと、そして平和の有り難さを痛感した。

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繰り返し読むべき本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:十楽水 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を読むと、戦争にまつわる美談がおよそ白々しく見えてしまう。美談にでもして視線をそらし、おそまつ過ぎる実態を隠したいのかとさえ思える。どんなに高尚な国家戦略なり死活的な利益があろうとも、戦争が起きれば人は死ぬ。困窮すればするほど死に方は悲惨になる。死者を英霊として讃える意義もあるのだろうが、死者が無益に死なず、生きられていたら、その人と家族には幸せな後世があっただろう。
 英霊への感謝を掲げる言説にとらわれず、精神論に凝り固まり、無残に兵士たちを殺した為政者の責任を考えるべきだろう。そう思わずにはいられない労作である。

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「バカな戦争」

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉田裕『日本軍兵士  アジア・太平洋戦争の現実』を読むと、あの戦争の悲惨さが、もういやになるぐらいわかります。
この国の軍隊がいかにトホホなものであったか、これでもかと実例が出て来ます。
もしかりにあれが「聖戦」だったとしても、兵士達をこんなひどい扱いをしてしまった国家の責任はかぎりなく大きいものだと言わざるを得ません。
「日本人は、こんな戦争をしてバカですよ」とは、沖縄出身の詩人、山之口貘のことばですが、あの戦争はという表現がぴったりですね。

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現代では考えられない

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦争を経験した人達が精神的にも強い理由が分かるようなきがする。
通常の現代人では考えられない状況が日常茶飯事的に目の前にあり、それを乗り越えなくてはならない。
「過去の美化された戦争」ではなく、もっと「泥臭い現実にあった戦争」であった事を再認識した。

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こんな記録が必要です。

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦争は、底辺の兵隊がこんなにも酷い状況だということを、広めねばならない。

ゲームじゃないんだよ。

虫歯・水虫 あまり書かれないけれど、とても大切なことでしたね。

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昭和5年には「十五年戦争」が始まっていたのか?

43人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「絶望的抗戦期の実態」を連発するから、大体サイパン陥落以降を論じているのだろうと思いはしたが、論じている事柄の時系列や背景を論じないで、左翼の言うところの「天皇制軍隊」の問題点を言挙げしているだけだ。だから、内容が散漫で視点が飛ぶ本だ。何しろ、所謂「十五年戦争」または「アジア・太平洋戦争」と直接関係がない昭和5年に制度が出来た予科練まで取り上げて、「戦時下の兵力不足」を論じているのには呆れてくる。
 これなら、この本の冒頭で出てくる「マッカーサーと戦った日本軍」を読んだ方が、当時の帝国陸海軍が持つ欠点や統帥権の制度疲労などが分かると言うものだ。

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