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高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言
著者 小林哲夫 著
一九六〇年代後半から七〇年代初め、高校生が学校や社会に激しく異を唱えた。集会やデモを行うのみならず、卒業式を妨害し、学校をバリケード封鎖し、機動隊に火炎ビンを投じた。高校生は何を要求し、いかに闘ったのか。資料を渉猟し、多くの関係者の証言を集めることで浮かび上がる、紛争の実像。北海道から沖縄まで、紛争の源流から活動家たちのその後の人生までを一望する、高校紛争史の決定版。
高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言
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2022/10/02 02:24
知らないことばかり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学紛争は、聞いたことがありましたけど……高校でも似たようなことがおこっていたのてすか……全く知らなかったです。当時の高校生って、今より遥かに物事を考えていたんだなぁ……なんだか…別の国のことのようで……
紙の本高校紛争1969−1970 「闘争」の歴史と証言
2019/03/12 13:52
リアルタイムを知らないので
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こいし - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学紛争については少しは知っていたが、高校でも同じようなことがあったというのには驚いた。そこらへんにいるいまの高校生と同じ年齢の子たちが真剣に社会を変えようとしていたということを知ることができた。
驚いたのは、現京都市長の高校生当時の話が出てきたこと。市長の今の市政への取り組みについてはよく知らないが、京都は少しは住みやすくなってきているのだろうか?もしかしたら京都の公立高校の有名校進学率の伸びなどは、市長の努力の成果だったりするのだろうか。
全体的には、あれこれと全国各地の活動を取り上げたせいで、まとまりのない編集になっていると思う。それから、前述の人や学校のことがときどき出てくるので、この人は誰だったのか、何をした人だったのかと、前に戻って見直すのが面倒だった。
私にとっては、一度読んだらもう手放してもよい類の本。