- みんなの評価
4件
財務省と政治 「最強官庁」の虚像と実像
著者 清水真人 著
国家の財政を担い、「官庁の中の官庁」「最強官庁」と称される財務省(旧大蔵省)。55年体制下では自民党と蜜月関係を築いた。だが90年代以降、政治改革などの統治構造改革が、首相の指導力強化と大蔵省「解体」を推進。2001年には財務省へ衣替えした。小泉政権、民主党政権、第二次安倍政権と政治が変動するなか、経済停滞と少子高齢化により財政赤字の拡大は続く。20年以上の取材をもとに「最強官庁」の実態を追う。
財務省と政治 「最強官庁」の虚像と実像
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
財務省と政治 「最強官庁」の虚像と実像
2020/05/22 16:39
財務省と政治の関係が分かる
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かんちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
財務省と政治の関係がよく分かる本です。特に平成以降(細川政権以降)のことが詳しく書かれています。財務省は官庁の中でも最強の官庁と言われていますが、そんな財務省が政治にどう関わってきたのかを知りたい人にはオススメの本です。
バブル崩壊後の政策のことや、小泉政権時の財務省との関係、民主党政権のことなど詳しく書かれています。ある程度政治のことを知っている人、特に平成以降の政治の流れを知っている方向けの本だと思います。初心者には少し難しいかもしれません。しかし、政治の流れを知る上では、財務省との関わりは必ず押さえておきたいポイントだと思いますので、読んで損することはないです。新書でお求めやすいお値段ですし、内容も充実しています。
財務省と政治 「最強官庁」の虚像と実像
2017/05/02 21:55
最強??官庁
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やすもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
政治家担当から旧大蔵省(現:財務省)へ配置換えした記者が綴る90年代から続く財政の駆け引き。マスコミが伝え、国民が認知した政治とは少し違うこともあり、色々勉強になった。
財務省と政治 「最強官庁」の虚像と実像
2016/01/30 17:21
必読にしたい一冊
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なんでも評論家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容が濃い同氏の一冊はいつも裏切らない。視点が固定されているので、必ずしもタイトル通りの政治ではないのかもしれないが、永田町と霞が関を理解するのに十分役立つ一冊。