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2件
星を掬う
著者 町田そのこ 著
手に掬い取れるものが、星のようにうつくしく輝きを放つものであればいい。
そのひとつに、わたしとの記憶もあったら、嬉しいな。
千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、かつて自分を捨てた母・聖子がいた。他の同居人は、家事を完璧に担う彩子と、聖子を理想の「母」と呼び慕う恵真。
「普通」の家族関係を築けなかった者たちの奇妙な共同生活は、途中、うまくいきかけたものの、聖子の病で終わりを告げ――。
すれ違う母と娘の感動長篇。
〈解説〉夏目浩光
星を掬う
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2025/01/04 14:26
考えさせられます
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る
DV、母娘問題、認知症など、現代のいろんな問題が出てきて、しかもいつ自分にも起こるかもしれない話題ばかりで、考えさせられました。
2024/11/18 21:13
さざめきハイツ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親と娘のお話かと最初は思いましたが、中々…。それだけではなく、幼児虐待とか、いろいろ、現代の社会問題が……。お話は、千鶴が自分を捨てた母親の聖子に出会うことからスタート…。千鶴が夫から逃げるための、さざめきハイツ。彩子と恵真もねえ…