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アッシリア全史 都市国家から世界帝国までの1400年
著者 小林登志子 著
電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。
アッシリアは、イスラエルの民を虜囚にし、敵対民族を残酷に処刑したとして、『旧約聖書』では悪役に描かれる。
だがその実像はバビロニアの先進文明に学び、長きにわたって栄えた個性的な国だ。
紀元前2000年に誕生した小さな都市国家が他国に隷従しつつも、シャルマネセル3世、サルゴン2世らの治世に勢力を拡大、世界帝国となるが、急速に衰微し、前609年に瓦解する。
その盛衰を軍事・宗教・交易など多角的に描く。
アッシリア全史 都市国家から世界帝国までの1400年
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2025/04/11 11:53
わかりやすい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アッシリアの歴史などについて、わかりやすく解説されていて、よかったです。カラー写真が多いので、楽しみながら読むことができました。
2025/01/30 10:41
同じような本が続けて出るものだ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
珍しくちくま新書から「アッシリア人類最古の帝国」と題したアッシリアものの本が出たものだと思ったけれど同じような主題の本が続けて出たものだ。「アッシリア人類最古の帝国」は、どちらかと言えば新アッシリアが主に書かれているので、それ以前は前奏みたいな位置付けだ。この「アッシリア帝国」は同著者の他の本のように19世紀以降に発掘されて解読されたアッシリアの文化や支配体系を紹介している。聖書で書かれている範囲は同じような感じがする。この2冊を読み比べれば色々と分かる点がありそうだ。