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38件
マカン・マラン
著者 古内一絵 著
元エリートサラリーマンにして、今はド派手なドラァグクイーンのシャール。そんな彼女が夜だけ開店するお店がある。そこで提供される料理には、優しさが溶け込んでいて――。早期退職者候補になった、仕事一筋の40代キャリア女性へは「春のキャセロール」を。手料理を食べなくなった中学生男子には「金のお米パン」。仕事に夢を見られない、20代のライターには「世界で一番女王なサラダ」。そして、病を抱え、倒れてしまったシャールへ、彼女に助けられた人々が素材を持ち込み、想いを煮込めた「大晦日のアドベントスープ」。じんわりほっくり、心があたたかくなる至極の4作品を召し上がれ!
さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい
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マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ
2016/01/02 13:23
私も欲しい心のビタミン
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ktn34510 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎日仕事に追われて自分を見失いそうになるとき、私もラカン・マランの夜食が食べたいです。そんな心暖まる本です。また、最近よく話題になるLGBTの方々への偏見をなくす為にも多くの人に読んで欲しい本です。
マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ
2022/02/23 15:54
是非映像化してほしい
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TOM - この投稿者のレビュー一覧を見る
運命が変わる夜食カフェ。ド派手なドラァグクイーンのシャール。そんな彼女が夜だけ開店するお店があり、そこに集まった人々に提供される料理で心がほぐされていく。そんなお話。
この作品をきっかけに食べ物系の小説が好きになりました。続編もオススメです
マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ
2021/03/18 11:36
優しい、とにかく優しい
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こねこのねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初はよくある、お店に来る常連さんのお話が続くんだと思っていましたが、そんなものじゃなかった。本好きな人はもちろん、本好きじゃない人も読みやすいと思う。お話は続いているが、一つ一つのお話は短編になっている。店主がまず優しい、とにかく優しい。全てのシリーズを読んだが、終わってほしくなかった、読み続けたいと思うほど素晴らしかった。心が温まるし、仕事に悩んでる人はぜひ読んでほしい。私も体に優しい食事をしようと思ったし、漢方とかも勉強しようと思った。