あしあと
著者 勝目 梓
彼方に封じ込めていた記憶の封印が解かれるとき、妖しく危うい官能の扉が開く。
夢とも現実ともつかぬ時空を往来しながら「生」と「性」を描く、円熟の傑作十篇。
風来坊だった父の死後、家族に届いた一通の手紙。
ともに暮らした女たちが愛した二体の人形。
九十二歳、養護施設で暮らす老女にたったひとつ残された鮮やかな記憶――。
「青春」と「老い」が渾然一体となったとき、妖しく危うい官能の物語の幕が開く。
最後の文士・勝目梓が描く生と性。熟達の傑作短篇十篇。
解説・逢坂剛
【目次】
「万年筆」
「記憶」
「ひとつだけ」
「人形の恋」
「秘儀」
「橋」
「一夜」
「影」
「封印」
「あしあと」
あしあと
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