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2件
真っ白な嘘
著者 フレドリック・ブラウン , 越前敏弥
短編を書かせては随一の巨匠の代表的作品集を新訳でお贈りします! 雪の上の足跡をめぐる謎を描いた「笑う肉屋」、緊迫感溢れる「叫べ、沈黙よ」、人間の想像力を巧みに利用した「世界が終わった夜」、江戸川乱歩編の名アンソロジー『世界推理短編傑作集』に選出された「危ないやつら」、夫婦間の秘密を描いた表題作まで、さまざまな逸品が揃っております。奇抜な着想、軽妙なプロットで結末の一行まで先を読ませない、まさに名作ばかり! どこから読まれても結構です。ただし巻末の「後ろを見るな」だけは、ぜひとも最後にお読みください。/【収録作】笑う肉屋/四人の盲人/世界が終わった夜/メリーゴーラウンド/叫べ、沈黙よ/アリスティードの鼻/背後から声が/闇の女/キャスリーン、おまえの喉をもう一度/町を求む/歴史上最も偉大な詩/むきにくい小さな林檎/出口はこちら/真っ白な嘘/危ないやつら/カイン/ライリーの死/後ろを見るな/収録作原題/解説=小森収
真っ白な嘘
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真っ白な噓
2022/03/23 10:31
奇抜な発想と予想外の展開!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藍花 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初読みの作家さん。ユーモアがあったりゾクッとしたり、最後の一行まで先を読ませない緊張感がとても心地良かったです。
表題作と「叫べ、沈黙よ」「危ないやつら」「カイン」が特に好みでした。
真っ白な噓
2021/03/28 20:26
どれも傑作!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mamo - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界推理短編傑作集第5巻に収められている「危険な連中」に触発され、
初めてフレドリック・ブラウンの本を手に取った。
面白い!話の毛色が皆違って、結末の予想が全くつかない。
「後ろを見るな」「叫べ、沈黙よ」が傑作とされているようですが、
私は「歴史上もっとも偉大な詩」がお勧め。サゲが秀逸。
第2短編集「復讐の女神」の刊行が待ち遠しい!
(ちなみに「危険な連中」は「危ないやつら」に改題され、新訳で収められています。読み比べてみるのも一興。)