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5件
〈聴き屋〉シリーズ
著者 市井豊
生まれついての聴き屋体質の大学生、柏木君が遭遇する4つの難事件。芸術学部祭の最中に作動したスプリンクラーと黒焦げ死体の謎を軽快に描いた表題作、結末が欠けた戯曲の謎の解明を演劇部の主演女優から柏木君が強要される「からくりツィスカの余命」、模型部唯一の女子部員渾身の大作を壊した犯人を不特定多数から絞り込んでゆく「濡れ衣トワイライト」、深夜の温泉旅館で二人組の泥棒とともに〈いったいここで何が起こったか?〉を推理する「泥棒たちの挽歌」の4編を収録。第5回ミステリーズ!新人賞佳作入選のデビュー作を皮切りに、文芸サークル第三部〈ザ・フール〉の愉快な面々が謎を解く過程を描いた快作。ユーモア・ミステリ界に注目の新鋭登場!
人魚と金魚鉢
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人魚と金魚鉢
2019/07/30 15:59
愚者は春に隠れる、最高です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家さんと編集者さんが、時間をかけて作品を作ったのが感じられる本だと思います。
「ザ。フール」のメンバーが沢山登場する「愚者は春に隠れる」が最高です。
聴き屋の芸術学部祭
2015/02/28 13:08
史上最高の聴き屋現る!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どちらかと言われたら聞き役 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルとカバーイラストに引かれて購入しました。聴き屋の柏木くんが個性の強いキャラクターたちに半ば巻き込まれる形で難事件の謎を解いていく。溢れるユーモア、二転三転する展開、短編ということも相俟って、思わず読み返してしまいました。推理に若干の強引さが感じられるものの、謎解きだけでは終わらせていない構成がこの小説の魅力です。
聴き屋の芸術学部祭
2019/07/30 15:56
ザ・フール、いいですね
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の話で、大学の文化祭の最中に、
いきなり黒焦げ死体が出てくるのはどうかと思ったけど、
ストーリは面白い。
「ザ・フール」について細かい描写がない点も、逆に面白いです。

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