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官賊に恭順せず 新撰組土方歳三という生き方
著者 著者:原田 伊織
武蔵国多摩郡に生を受け、新選組副長として京都で勇名を轟かした土方歳三。鳥羽伏見の敗北後、不屈のリーダー・近藤勇が捕縛斬首され、天才剣士・沖田総司が肺結核で世を去っても、土方は新政府軍と戦い続ける。戊辰戦争を最後まで戦い抜き、函館で銃弾に斃れるまでの35年の生きざまを佐幕視点で見つめ直す。薩長の新政府=正義、という図式が取り払われると、時代遅れの殺人集団として論じられている新選組とそれを率いた土方の実像が浮かび上がる。
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官賊に恭順せず 新撰組土方歳三という生き方
2017/09/30 00:58
原田伊織版「燃えよ剣」
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hiroyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
新撰組の成り立ちから、五稜郭での土方歳三の死までを描く。これは、司馬遼太郎の名作に対抗した、原田伊織版「燃えよ剣」と言える。
2017/08/15 01:07
土方というよりは
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作者の本は初めて読みました。幕末についてかなりの知識なのは分かりました。ただ、土方歳三の本というよりは、新撰組や幕末の本で、数々の土方歳三の本や新撰組の本の内容を出るものではありません。内容自体は、新撰組研究本などを読んだことの無い人なら、あらかた網羅できるものではあります。土方歳三については、作者も作中で語っているように、あくまで作者が感じた人物像や印象を述べているに過ぎないかな。
共感できますが、どうせ推論ならば、全体的にもう少し土方に突っ込んだ内容が多くあっても良いのでは。