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NEXUS 情報の人類史
著者 ユヴァル・ノア・ハラリ , 柴田裕之
『サピエンス全史』を超える衝撃――
知の巨人、6年ぶりの書き下ろし超大作
「ネクサス」(NEXUS)とは?
――「つながり」「結びつき」「絆」「中心」「中枢」などの意
石器時代からシリコン時代まで、
「組織」(ネットワーク)が力をもたらす
私たち「賢いヒト」(ホモ・サピエンス)は、10万年に及ぶ発明や発見や偉業を経て、途方もない力を身につけた。
それにもかかわらず、生態系の崩壊や世界戦争など、存亡にかかわる数々の危機に直面している。
*
サピエンスが真に賢いのなら、なぜこれほど自滅的なことをするのか?
その答えは、制御しきれないほどの力を生み出す、大規模な協力のネットワーク――「情報ネットワーク」――の歴史にある。
*
印刷術やマスメディアは文明に何をもたらしたのか?
そして、まったく新しい情報テクノロジーであるAIは、何を変えるのか?――
石器時代からシリコン時代まで、『サピエンス全史』の著者が、人類の歴史をいま再び新たに語りなおす!
情報により発展を遂げた人類は、情報により没落する宿命なのか。本書のAI論は、混迷する世界で民主主義を守るための羅針盤になるだろう。
――斎藤幸平氏(経済思想家・『人新世の「資本論」』著者)
その深い洞察は、私たちが著書『PLURALITY』で提唱する多元的な共創の原理とも響き合い、進化するデジタル時代で人々を導く羅針盤となる。
――オードリー・タン氏(台湾・初代デジタル発展相)
NEXUS 情報の人類史 下
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2025/06/03 09:06
人の意思と考えが大事
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
AIの暴走、というリスクは、AIが意図的に人類に危害を加えるというよりは、人の指示・目標設定が意図しない結果を招く危険性をいう、というところは現実的なリスクだというのは十分に納得できます。コンピューターやAIの活用・利用の仕方について、人間が十分に考えて意思と考えをもって制御することが大事で、なんとなく儲けたいとかいう、今のGAFAMなどの企業とかの考えの浅い制御にまかせておくのも危なさそうです。それは、おかしな大国や国家にも言えることかも。
2025/05/27 09:00
人がつくりだすもの
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投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
情報、物語、文書、宗教や制度など、人の集団がつくりだすものが、いかに重要であり生活や社会、世界を大きく動かしているのかが改めて理解できます。上巻では、それらが民主的な国と権威主義的な国で、どのように違っているかなどが語られています。下巻で、これらを踏まえてどんな展開になるのか楽しみです。

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