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セロトニン

著者 ミシェル・ウエルベック , 関口涼子

巨大化学企業を退職した若い男が、過去に愛した女性の甘い追憶と暗い呪詛を交えて語る現代社会への深い絶望。白い錠剤を前に語られる新たな予言の書。世界で大きな反響を呼んだベストセラー。

セロトニン

税込 1,210 11pt

セロトニン

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セロトニン

2023/04/29 21:12

「セロトニン」を読んで

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kenken - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説は回想でできている。「失われた時を求めて」と呼応していてその時代は没落していく貴族と興隆していくブルジョワが織りなす物語であったが、この時代は没落しきって領地を切り売りして生活をしている貴族と新自由主義的世界の中流から滑り落ちていきそうな主人公が愛というよすがを失い、大みそかの夜に銃を愛でて二人で元日に射撃のレッスンをするという、彼らに私は深い孤独を見たが主人公は孤独ではなく絶望だと言っている。
(引用)「欲望も生きる理由もなく(大体にして、この二つの用語は等価なのだろうか。これは難しい問題で、はっきりと表明できる意見をぼくはもたなかった)、ぼくの絶望は耐えられるレベルに保たれている、絶望しながら生きることはできる、大方の人はそのように生きているのだ、それでも彼らは時々、希望の息吹を入れられないかと思うことがある、少なくともそう自問自答はするのだが、答えは否なのだ。」
銃に魅せられ引き寄せられることは、絶望した人間にとっては「死への欲望」を掻き立てられることだろう。
ところで、彼にはいろいろな偏見があってプロレタリアートに対する偏見も相当なものだ。また、初めて動物を撃つ時には「自分は男だ」と自己暗示をかけるが、意味のない暗示だと思う。果たして、彼は撃てなかった。
この小説が書かれたのは2010年代だと思うが、フランスでも乳製品価格の下落で廃業したほうが負債は増えないという、現在の日本で行われている議論が巻き起こっている。主人公は農業食料省でかつて働いていた。ポーランドやアイルランドからミルクタンクローリーが来るというのだ。日本では、フランスは食料自給率を保つために政府が農家に補助金をすごく支出していると言われるが、状況はあまり変わらないようだ。EU政府の割り当てによるフランス農家を五分の一に減らす政策のようだ。
愛を失った白人男性が社会生活を諦めて引きこもりになって、自殺を事細かに夢想するが、果たして彼はその人生の幕引きを自ら行うことができたのか。これまでの、彼の行動を見ると、多分自殺はしないだろう。(できないだろう)
「あとがき」を読むと、西欧の没落と白人男性の存在意義の消滅を象徴する作品というようなことが書いてある。また、「失われた時を求めて」との相関関係をも示唆している。彼は差別的な人間だが、その彼は追い詰められていて自死に向かわざるをえないほどだ。西欧文化の花が散っていく最後の花吹雪か。

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