サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 2件

電子書籍

錨のない船

著者 加賀乙彦 (著)

1941年、アメリカの厳しい経済制裁で資源確保が困難化、進退窮まる日本。武力解決を訴える勢力の圧迫を受けつつも、ワシントンに飛んだ来島平三郎特命全権大使は、妻の故郷アメリカとの開戦回避の道を懸命に模索していた。だが、ルーズヴェルト大統領、ハル国務長官を相手の交渉は難航、だましうちのように真珠湾攻撃が敢行されてしまう――。戦争に翻弄される外交官一家の肖像をつぶさに描く傑作長篇。

73%OFF

錨のない船 上

05/30まで通常1,881

税込 498 4pt

錨のない船 上

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 4.6MB
Android EPUB 4.6MB
Win EPUB 4.6MB
Mac EPUB 4.6MB

続刊の予約購入を申し込む

今後、発売されるシリーズの本を自動的に購入できます。

続刊予約とは続刊予約とは

続刊予約とは

今後、発売されるシリーズの本を自動的に購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • ①お気に入りのシリーズは買い忘れしたくない
  • ②不定期の発売情報を得るのが面倒だ
  • シリーズ購読一覧から、いつでも簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本錨のない船 上

2024/03/27 15:38

錨の無い船は太平洋を漂う

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森の爺さん - この投稿者のレビュー一覧を見る

先に亡くなられた加賀乙彦氏は戦争がらみで本書と「帰らざる夏」という太平洋戦争に関係した小説を残しているが、本書には戦前の外交官である来栖三郎とその一家という実在のモデルが存在している。
来栖三郎は日米開戦直前の和平交渉において、野村吉三郎駐米大使を補助する使命を帯びて米国に赴任し、駐米日本大使館では異例ともいえる2人大使態勢で交渉に臨んでいる。駐米大使館勤務経験があり、かつ米国人女性アリス夫人と結婚している来栖に外務省としても期待していたものらしいが、来栖自身は親英米派でありながら日独伊三国同盟締結に駐独大使であったことから、皮肉なことに米国からは親独派と見られていたことから逆効果になった。
本書の主人公はその来栖三郎の息子である来栖良であり、モデルと同様に小説の中でも陸軍のパイロットという設定となっており、日本が太平洋戦争への道を進む中で、日米両国にルーツを持つ主人公の周辺も暗い影がさしていき、国民感情が反英米に流れていく中で、外交官である父親は滞米戦争回避に奔走するが実らずに開戦後交換船により帰国し、主人公である息子も帝国軍人でありながらその風貌から白い目で見られるようになり、開戦後戦争が不利になっていく中で、その風貌故に命を落とす。
ただし、その死は実際の来栖良は飛行機のプロペラに巻き込まれての死なので、完全に加賀氏によるフィクションであり、終戦後の主人公の姉の再婚も実際には日本人では無く米国軍人である。確かに後書きで加賀氏は本書をフィクションとしているのだが、家族構成も同じで日米ハーフでありながら陸軍のパイロットとなったのも同じなので実際との区別が付きにくくなっており、読者に誤解を与えかねないものである。
本書の題名については、主人公による「何故自分を日本人として育てたのか?」という問いかけにたいする母からの「お前をいかだの無い船にしたく無かった。」という会話によると思うが、それでも主人公は日米両方の間で漂う自分の孤独を感じてしまうのである。
なお、主人公のモデルである来栖良には妻との間に忘れ形見となる一人娘がおり、長じて結婚した相手が元プロ野球選手・監督となった故星野仙一氏である。来栖良の姉と妹は米国に居住している(存命かどうかは分からない)現在、日本在住の来栖三郎の子孫は星野仙一氏の子孫となっている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本錨のない船 上

2016/07/03 04:04

暗号は解読されていた

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:garuhi - この投稿者のレビュー一覧を見る

第二次世界大戦(大東亜戦争)の勃発の直前にルーズベルト大統領・ハル国務長官を向こうに回し、平和交渉を行う外交官来島平三郎の苦悩を、ノンフィクション的フィクションという手法を通じて書き上げた大作として、本書は重厚であり、重い主題が畳みかけるように読者に迫ってくる名作である。それとは別に評者は、以前より、真珠湾攻撃・パールハーバーアタックがアメリイカ=ルーズベルトによって仕掛けられた謀略であるとする説をとっている。その根拠として、日本軍の暗号がかなり以前よりアメリカ軍によって解読されていたとする説を真実と考えている。なぜなら、ヒットラー・ドイツの宣戦布告は常に電撃作戦の後になされていた。にもかかわらず、日本軍の奇襲だけが卑怯なジャップの行為として非難されるのは、歴史的事実として不自然である。参戦に消極的であったアメリカの世論を一気に開戦に持って行くために、ルーズベルトは真珠湾攻撃=奇襲に日本軍が出てこざるを得ない経済制裁等の環境を作り、その奇襲を暗号解読を通じて重々承知していたにもかかわらず、わざと日本軍に攻撃させて、アメリカ世論を一気に開戦に持って行くための策謀であったと、評者は信じるものである。勝手な言いぐさだが、本書によってそれが多少裏付けられたと思うものである。いわゆるリアリズムの勝利である。大東亜戦争を再考する上での良書である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。