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悪魔公女
――光溢れる世界の夢を見る。
家族。学校。友達。電車。バス。映画。本。
『私』は光の世界で成長し……最後に白い部屋の中で、闇に包まれた。
夢から覚めると、魔界と呼ばれる世界で小さな一体の悪魔になっていた。
「――帰りたい――」
『私』の心に広がるのは、夢で見た光の世界への憧れ。
そしてある日、目の前に現れた『召喚門』に飛び込む。
再び『私』が目を覚ますと、人間の赤ん坊として生まれていた。
そこは神聖王国。「帰りたい」と願った世界とは異なる人間の世界。
悪魔でありながら、赤ん坊の力しかない『私』は恐怖する。
自分が悪魔だということは隠し通さなければ――……。
さあ、愛しき人間たちよ。
その絶望を“悪魔《わたし》”に捧げよ。
悪魔公女
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電子書籍悪魔公女2
2023/02/13 00:51
続きもはやく読みたい!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
金色の獣と呼ばれた上位の悪魔が大公女として生まれることになった物語2巻目。
王都で親戚付き合いをしたり社交をしたり、吸血鬼の起こしていた誘拐事件を通じて四人の小悪魔ちゃんを呼んで従者にしたりするまで。
貴族や魔力適正のある子ども達が通う学校に入学するまでの5~6歳の頃の話。
あれだけの溺愛ぶりなのに、大した調査もなく無能な従者をユルにつけるのがだいぶ不自然だけど、まぁ結果ありきで考えればそうならざるをえない展開だったのはわかる。
だいぶ書き直したそうだけど、続きをweb版読みに行ってもこのクオリティなのかな?
上位でも特別な悪魔で「悪魔公]「魔獣」「魔神」の名前が明かされたけど、魔獣の彼はユルちゃんと敵対することになりそうだねぇ。
押しつけがましい親だか元カレだかはお呼びではないのだろう。
ミレーヌは魔神がユルみたいに思い込んでたけど、魔神ってメフィの方だよね?
悪魔公は誰だろ。メフィはやっぱメフィストフェレスが由来かな?とか考えちゃうよね。
はぁ~、続き出るの待つか読みにいっちゃうか悩むな~
電子書籍悪魔公女
2023/02/13 00:49
おもしろかった!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代社会で女子高生まで生きて病死したらしい「記録」を覚えていて生まれた悪魔が上位の悪魔に愛玩されて育ち、彼に束縛されたせいでより人間界への執着した結果、召喚されて人間の赤子に憑依して生まれ直す話。
生まれた先が高位貴族の訳あり令嬢っぽいが、彼女の視点では得られる情報が少なすぎて本人は天然気味。
いろいろあって王家の血を引く太公女として正式に迎えられながら、悪魔としての自意識を自覚するまで。
人外すぎて面白かった〜。
この作家さんの一作目も好きだけど、こちらはwebではさらに前に書いてた作品だそう。
精霊やら彼女の力に気付いた存在には怯えて逃げられ、人間には溺愛されたりあまりの美貌に硬直されたり、生きる苦しみを長く味わわせるために回復させるせいで「聖女」と持て囃されたりする人外ムーブがギャグすぎて楽しかった。
魔界に残された彼女のペットもとい弟妹達や、彼女に執着してる彼の動向も気になる。
どうせなら召喚魔法を極めて彼を喚んであげてほしいものだが。
彼のが強すぎるからダメか。
2巻も読みたすぎて買っちゃったので続けて読む。