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終わらない週末
著者 有馬さつき
テーブルに置かれた花束が甘い香りを放ち、部屋は少しずつ芳香に満たされていく。 雨の音を聞きながら、トオルが口を開くのをじっと待っていた飯島は、聞き逃してしまいそうなほど小さな声を耳にし、思わず顔を向けた。 「僕のこと好きだっていうのはホント？」 「ほんとうのことだよ……」 ――エリート社長秘書が、デザイナーの卵に一目惚れ。難題山積の恋の行方は？
終わらない週末
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紙の本プライベート・コール
2001/03/10 15:12
頑張って二人で問題解決を。
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投稿者：kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
飯島とトオルが共に暮らしてから初めての夏。前回から引きずっていた問題は呆気ないぐらいあっさりと片付いた余波がタツミとロイスのところに。また、成り行きで実家へ帰った飯島は、とある女性に引き合わされてしまう。
今回のトオルくんはやけに積極的な感じがする中、タツミとロイスの二人はちょっとシリアスムード。問題は、タカとトオルの二人のらぶらぶさに紛れて『問題』が繰り越した、ということでしょうか。本当に一作目からずっと甘々な二人ですが、乗り越えるべき問題は山積のようで、どれもこれから二人で乗り越えていって欲しい。
紙の本トラブルメーカー
2001/03/10 15:06
飯島の苦労。
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投稿者：kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
偶然タカとトオルのツーショットを見てしまった榊原は二人の間に特別な距離があることを感じる。そのことを、男もＯＫなのだという事実とだけ捕らえた榊原はタカへ宣戦布告した上、トオルを誘い、酔わせ、言葉巧みにホテルへと招いたのだった…。
榊原の、まるで雑草のような根性を見せるライバルキャラは読んでいてすごく嫌な気分になったが甘々なカップルにはこれぐらいの毒の存在が必要なのか。それでも飯島好きな私としては、トオルの甘ちゃんな考え方に、自分がどれだけ無防備なのか、自分のその考え方のせいで、飯島がどれほど心配しているのか、もっと自覚してあげて欲しいと気の毒になった。
