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23件
鉄の骨
著者 池井戸潤
中堅ゼネコン一松組の若手、富島平太が異動した先は、「談合課」と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾くぞ――たしかな技術力を武器に、真正面から入札に挑もうとする一松組の前に、「談合」の壁が立ちはだかる。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ!(講談社文庫)
鉄の骨
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鉄の骨
2012/05/18 11:19
鉄の骨
10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯の評価コメントを信じ購入したが、書評が久々に当たった。最初からだらけることなく進み、最後に胸のすく結末。
2015/09/13 09:30
ゼネコン
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かじやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はゼネコンの社員です。この本はゼネコンの実態を書かれており、すごく自分の立場と重なり読んでゆくごとに自分会社のことのように心配し応援したくなっていきます。
鉄の骨
2016/01/23 17:54
これも池井戸作品
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はる - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回のテーマは談合である。私自身談合についての知識があまりない中で、非常に興味深い談合の一部始終を見ていく中で、感じることがいくつかあった。一つは談合が果たして必要悪なのか。また、談合を行う当事者の中に心があるのかということである。この作品を通して、池井戸氏の作品領域の広さを改めてすごいと思った。読むに値すべき作品であった。