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食肉の帝王
著者 溝口敦
”最後のフィクサー”浅田満のすべてを暴く3000坪の大豪邸に住み、一日に2億円稼ぐ男。山口組五代目から星野仙一まで、政・官・財・暴に隠然たる影響力を持つハンナングループ総帥のタブーに迫る!!
食肉の帝王
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食肉の帝王 同和と暴力で巨富を摑んだ男
2010/08/26 18:33
食べ物の恨みは恐ろしい
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こうじ・1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書はハンナングループの 浅田 氏について闇の部分を批判的に描いている。私はこの辺の問題に詳しくない為、はたしてどこまでが真実なのか判別つきかねた。
政治、行政、暴力団、同和・部落組織と密接に結びつき財を成してきたように本書は論じている。
しかしだらだらと批判的な内容を書きつらね、はたしてどの部分が問題であるのか私には分かりにくかった。
うがった見方をすれば有名大企業とも取引しているような一大グループにあえてダーティなイメージをつけようとしているような感じさえして途中からは少し飛ばし読みした。
以前レビューを書かせてもらった。同著者の『日本発!世界技術―この会社が経済再生の原動力になる』とは随分と作風が違うのに驚いた。
同和・部落問題というグレーでアンタッチャブルな部分からなかなか先に進んでいかないのだろう。
また基本的に総合商社ではなく食肉商社という独特なポジションも農政との疑惑を呼ぶのだろう。
食肉業界やハンナングループに詳しい人にでも読んでもらわなければ真実は見えてこなそうな気がした。肉の恐ろしさを知りたい方は是非ご覧あれ。