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3件
紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男
著者 野崎幸助
とんでもない男がいた!幼いころから「美人と付き合いたい」と願い続け、そのためには大金持ちになるのが近道と、鉄屑拾い、コンドーム訪問販売、金融業など様々な商売を経て、裸一貫から成り上がった男の痛快自伝。商売が上手くいくコツ、金持ちになるための心構え、女性を口説く技から、75歳になってクスリいらずの生涯現役法まで、すべてを赤裸々に語った!文庫書き下ろし
紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男
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2017/02/25 11:54
真っ当な昭和のたたき上げ社長一代記
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坂の下の落人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
しばらく某ネット書店ランキングにあり、気になっていた本です。
その事件のことは知らなかったのですが、ゴシップ週刊誌のネタ的に話題になっていたようです。
どういう意図・経緯でこの本が出版されたかは不明ですが、内容はいたって真面目で、著者の生い立ちから現在の成功(!?)までがつぶさに語られ、昭和の男の一代記として楽しく読めました。
正直、どこまで本気かわからないところもありますが、エンターテイメントとしておもしろいので、双葉社や日本文芸社の劇画コミックの原作としてもアリではないかと思いました。
ところどころに著者の人生哲学みたいなモノも垣間見れ、読み物としても一読の価値はあると思います。
紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男
2017/05/05 14:11
雑多な価値観
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sato - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルのインパクトから想像できるように、一般社会から到底受け入れられない価値観を持ち合わせている稀有な人物。常軌を逸する色欲に捕らわれた人生を垣間見ることで、己の中の価値観を改めて見直す良いきっかけとなる。大人になるにつれ、自然と固定観念が形成され、善悪の判断を無意識でくだしていることがあるが、そもそも立場、社会が変われば価値観は別物に変わってくるし、同一人物でも環境によってパラタイムシフトは起こりえる。この人物は色欲の極地をひた走っているが、その分他の人よりもそれ以外の欲には疎いため(そういう印象を与えてると思うが)、ある種成功を収めていると感じられた。社会的にあまり自慢できる生き方ではないと思うが、人の目を気にして「抑圧しすぎている自分」に気づき、自分の殻を破るとまでは行かないまでも、ある程度自分に素直に生き、他人と違っても好いんだという勇気を貰えた本でした。
2022/03/18 20:11
どこまで事実か?
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当にそう思う内容でした。果たして、訪問販売だってやっていたのか、もしかしたら、単純に通販で安売りしていたのでは……なんて勘ぐってしまいます。しかし、ああいう亡くなり方でしたからね