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プラハからの道化たち
著者 高柳 芳夫
現代史の結節点の陰に秘められた謎。元外交官の著者が描く江戸川乱歩賞受賞の問題作ーーソ連軍の戦車が、チェコ人民の自由を踏みにじって侵略してきた1968年8月、ひとりの日本人が、レーゲンスブルクの病院で自殺した。その死に疑問を抱いた義弟の川村は、原因調査に乗り出すが、そこには恐しい事件が待ち構えていた。民衆のせつないまでの自由への希求を描き、息もつがせぬ江戸川乱歩賞受賞作。
プラハからの道化たち
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2024/01/04 06:57
ラストが……
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすが江戸川乱歩賞を受賞しただけはあります、どんどん引き込まれました。この時代の世界情勢もわかるし、その頃の不穏な時代の流れが伝わります。ラストがこうなるか、でした。むなしい感じがしましたね、あれだけの人が命をかけたのに