- みんなの評価
1件
地政学が最強の教養である
著者 田村耕太郎
「地政学が最強な理由」を挙げたらキリがないほどだが、その際たる例が「“圧倒的教養”が身につく」点だ。
経済学、哲学、歴史学、宗教学、文化人類学、政治学、地理学……。地政学にはあらゆる学問が詰まっている。地政学を学ぶということは、同時にそれらすべての学問の知見を一気に身につけるに等しいのだ。
いま世界のビジネスエリートたちが、こぞって地政学を学んでいる。
それはなぜか?
まさしく、「地政学が最強の教養である」ことに気付いているからだ。
日本、アメリカ、中国からロシア、アジア、中東、欧州まで。
基本も最新情報も、地政学を全網羅。
ビジネスエリートになるための入門書、登場!
※カバー画像が異なる場合があります。
地政学が最強の教養である
05/08まで通常1,870円
税込 935 円 8ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2023/01/19 15:40
地政学は重要であるが著者は地政学を学んでいないし習得していない
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Watcher - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者には米国、露西亜、欧州各国の歴史を学ぶ必要がある。
米国は島国では無い。マニフェストディスティニーの元で、西進し続けているだけ。偏狭な考え方
は独立以前と変わっていない。著者の言うようなスタンスで出来た国では無い。
中国という国は歴史上、中華民国が初めてか、それまでは各王朝名を国家として名乗っていた。漢人国家が続いていたわけでも無い。この事実を地政学としてみるとまた違った見方が出てくるだろう。
露西亜も同様。モスクワという辺境の公国が強くなり帝国化した。その歴史は意外に短い。北極海航路が安全だという保証は無い。
ヨーロッパ各国が気候に恵まれているというのは間違い。実際には寒冷で暖をとることが必須のエリアが多い。これは米国の東部や東北部なども同様。日本人が思っているより厳しい自然の中にいる。
もう少しキチンとした認識の上での著書であったら良かったと思う。
最後に日本で地政学に関心が強くなったのは、筆者が記しているよりもっと早くからである。加えて地政学はもうオワコンと言われはじめているようである。