- みんなの評価
7件
ビジネスエリートになるための 教養としての投資
著者 著:奥野一成
「投資」はビジネスの最良の教科書である。
「投資」を知らなければ、あなたは一生「奴隷」のままだ。
凄腕ファンドマネジャーが教えるビジネスと人生の成功法
コロナ危機の今こそ学びのチャンス!
ビジネスエリートになるための 教養としての投資
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ビジネスエリートになるための教養としての投資
2023/04/10 08:07
面白い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
この文章に出会えただけで、1万5000円の価値を感じた。。
これまでにマネー本をたくさん読んできた人であれば、本書には既知の内容も多いはずだ。 それはそれで構わないが、結局はそれらの知識をどのように取捨選択し、どのようにして文脈に溶け込ますことができるのかで著書の力量が決まるのだ。
2020/07/06 21:45
中田さんのYouTube大学で紹介されていました
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なう - この投稿者のレビュー一覧を見る
投資の方法などはもちろんですが、親から子へ受け継がれるマインドセットについての記載もあり、なるほどなあと楽しく読ませて頂きました。
ビジネスエリートになるための教養としての投資
2020/12/29 16:57
投資の考え方を理解する
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
○投資家の思想
他人に働かされている労働者
→労働者1.0(受動的)
自分で主体性を持って働く
→労働者2.0(能動的)・・・投資家
投資とは自分が働くのではなく、投資先の得られた収益の一部を分配してもらうこと
時間とお金を有効に配分して、自分という道具を磨き、自分よりも優秀な他人に働いてもらうことが投資である
○投資家バフェットの考え方
投資先企業の持続的な競争優位性を徹底分析し、株式保有の時は企業買収をするかのような企業価値評価を行い、オーナーの1人として永久に保有する
○日本人は投資下手
米国は株式や投資信託の保有比率が高いだけでなく、米国企業の成長に合わせて株価が着実に上昇した
日本は個人金融資産が現預金が中心で企業が生み出す利益が伸びない状況では株価が伸びるはずもなく、個人金融資産が増えない構造である
日本は敗戦により財閥解体がなされ資本家が排除され、国民は働くしか収入を得る手段がなかったため、資本家マインドが育たなかった
○投資と投機
農地に例えると・・・
「投資」その土地からどれだけ作物が採れるか
オーナーシップとなり“価値”を見極める
「投機」その土地がいくらで売れるのか
マネーゲームとして、将来の“価格”を予想する
○売らない株を買う
”構造的に強靭な企業”に投資する
・高い付加価値
→本当に世の中にとって必要か?
・高い参入障壁
→他社が諦めるほど圧倒的に強いか?
・長期潮流
→中短期的なブームではないか?
高い付加価値を持った企業が高く参入障壁を築くことで、強い企業となり長期潮流に乗った時に営業利益が永続する
市場全体を買うインデックスファンドへの投資は時間の無断使い以外の何者でもない
○株式投資で成功する
競争力を決める要因
強い競争力の源泉こそが参入障壁となる
・ビジネスモデル
・技術力
・マーケティング力 など
情報(Information)を有機的に結びつけて、仮説を構築する(Intelligence)
中長期的に倒産しないだけの強い自己資本を持っていること
(借入金などの負債が少なく、財務レバレッジが低い)
○資産形成で成功する
自分のフローとストックを見直し、長期投資ができる仕組みを作る
フロー 毎月の給料など
ストック 預貯金や保険など
給与から生活費に回す金額を除いた余剰資金が投資に回せるお金となる
高い配当は株主にとってはマイナス
配当は支払われる度に株価は下がる(配当落ち・・・配当前株価=配当+配当後株価)
投資やビジネスは、土台となる知識とそれらを組み合わせて“自分の頭で考える”習慣が必要