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座敷童にできるコト
ドアを開けたら、目の前にセーラー服の女の子がいた。部屋の住人である僕は硬直し…そして、その少女は叫んだ。「うおぉっ! じ、自由だっ!」―これが、僕・守屋克喜と彼女・“座敷童の未麟”のファーストコンタクトだった。僕は、ちょっとヘンな女の子…にしか見えない座敷童と同居を強いられることに。おまけに今年から通う豊葦学園も、変わった人たちばっかりで、いったいこれから僕はどうなるんだろう…? 第11回電撃大賞大賞コンビが贈る、イマドキな座敷童の物語。
座敷童にできるコト
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紙の本座敷童にできるコト 6
2006/07/16 16:17
勢いで押し切った完結編
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
座敷童のできるコト・完結編
かなり強引に勢いでまとめた感じがします
複線と言うか、初期設定を吹っ飛ばしてますね
そもそもなぜ「座敷童」なのか、オベリスクとは何なのか、細かい部分には触れないでくれと言わんばかりにロクな説明も無いままバトルシーンで押し切った
人間側と座敷童側を秤にかけるには、あまりに座敷童に比重がよりすぎで、人間キャラには重要な役割が与えられていないです
キャラクター達の気持ちになんら決着をつけず、死か記憶喪失で最後は全てひっくり返すという荒業ですが、一応はハッピーエンドなんでしょうか
もう少しラストシーンに映像的なセンスが欲しかった
紙の本座敷童にできるコト 1
2005/06/26 01:20
うす味
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
けしてレベルは低くないし、読ませる力はあると思います
ただ、キャラクター・世界観・戦闘シーンの描写のどれにしても、説明不足だったり書ききれていなかったりしており、なんとなく「うす味」な印象を受けます
変わった性格のキャラクターを出しても、説得力がないため魅力がないし浮いてしまっており後々の展開でも生きてこない
「設定が作品の中に昇華しきれていない」という感じです
紙の本座敷童にできるコト 5
2006/05/13 17:47
林間学校でクライマックス
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
クライマックス突入ということで、林間学校編ながら全体的に緊張感が漂ってます
そのわりに克喜一人妙にのほほんとした調子で、主役(なのか?)っぽさがまったく無いですが
座敷童が一体なんなのか、そしてその目的などが次第に明らかになり、混沌とした様相を見せます
正直、読みにくさがあるしキャラクターの出し方などにも違和感を感じますが、とりあえずこの物語にどういう決着をつけるのか楽しみです