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日本の納税者
著者 三木義一著
税金はややこしくてわからない.いや,ちょっと待て.わからないで済まされるのだろうか.税務署がどこにあるかさえ知らない日本の納税者.その無関心と無理解につけ込んだ「お上まかせの税制」が,今日の財政危機と格差社会を生んだともいえるのだ.国民の大多数を占めるサラリーマンが,いかに税にたいして関心を持てなくされているか.その現状や背景を伝える.
日本の納税者
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紙の本日本の納税者
2018/08/30 06:12
義務と権利
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
民が税金を納めるとはどういうことなのかがわかる。義務ばかりが目立ち節税ばかり考えがちだが、どんな世の中にしたいのか納税者には深く考えて行動する必要があると思わせてくれる。
紙の本日本の納税者
2015/09/02 13:02
日本人の納税意識
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:れいさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分を含め、税金に対する意識の低さが、国が源泉徴収税度と年末調整の制度を維持することによって形成されていることが良く分かった。自分が払っている税金の額さえ、正確に認識していないままでは、その税金がどのように使われるかまで興味がわかないのも納得できた。今後は、税金の使い道についても意識的に把握したいと思える書籍で、問題意識をもつ良い機会となった。多くの人に、この書籍を読んでもらい、多くの人に問題提起してほしいと感じた。自分たちの社会は自分たちがつくっているのだということを頭に入れれば、おのずとじぶんがすべきことが分かってくるような気がする。納税は義務ではなく、社会の一員として、社会生活を快適に安全にしていくうえで必要不可欠なものと認識し、自ら社会にかかわるものとして自主的に納税すべきものであり、他者から強制されるものではないことが重要であることがわかる。多くの人にとって、納税は義務であるようにかんじるが、それは国家が意図的に植え付けた意識であって、改善していくべきものであると思える。このほんが多くの人に読まれることにより、多くの人の意識が変われば、もっとよりよい社会の実現に向けて、多くの人が能動的に活動されるのではないかと思う。