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脳の大統一理論
脳は推論するシステムだ! 知覚,認知,運動,思考,意識──それぞれの仕組みの解明は進んできたが,それらを統一的に説明する理論が長らく不在だった.神経科学者フリストンは新たに「能動的推論」を定義し,単一の「自由エネルギー原理」によって脳の多様な機能を説明する理論を提唱した.注目の理論を解説する初の入門書.
脳の大統一理論
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脳の大統一理論 自由エネルギー原理とはなにか
2021/02/16 11:19
科学者としての矜持が感じられない
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SPM - この投稿者のレビュー一覧を見る
海外の学者の研究を紹介するだけの本。開国直後の明治時代なら許せただろうが、令和になってもこの内容を出版するとは、日本の学問レベルの低下もここに極まれりの感がある。付録にある、物理学でのエントロピーの説明は、ボルツマンエントロピーの浅薄な説明で、エントロピー全体の説明になっていない。初頭にほとんど関係のない自分の論文(乾川人)を引用しているのも、ミスリーディングである。この本の内容が神経科学と思ってもらっては困る。