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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 4件

はじめて考えるときのように

著者 野矢茂樹(文) , 植田真(絵)

「考えるってどうすること?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?本書では、「考える」とはどういうことなのか、どうすればもっと上手に考えられるようになるのかを、心なごむ絵とともにやさしく解き明かします。たとえば、なぞなぞを解くことが哲学のきっかけになっていたり、なにげなく見ている夜空の星から「問題」の本質が見えてきたりする――そんな、身近な例をたくさんあげて、「考える」ということの本質に迫ります。また、身近な話題だけでなく、論理学によって、よく言われる「論理的に考える」ということは、実はできないということも証明します。見えているものをそのまま見ているだけでは考えることはできません。無知や無秩序からは問いは生じないからです。見えない枠組をはずし、いろんな知識をもち、いろんな理論を引き受けるからこそ、多くのことを鋭く問い、考えられるようになるのです。本当の「考える力」が身につく哲学絵本。

はじめて考えるときのように

税込 611 5pt

はじめて考えるときのように

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みんなのレビュー4件

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評価内訳

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はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

2009/03/18 17:15

ひとときの解放感になる「考える」、がここにある。

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本を読んでいるときの気分をたとえると、「少し長い列車の旅で、ぼんやりと車窓の景色を見ている気分」、だろうか。文庫、左とじ、横書きで、柔らかい文章。イラストもかなり多く、見開きで入っているページもあり、文章を読んで考えに迷ってしまったときちょっと一休みさせてくれる。まさに、車窓に流れる風景の効果である。
 「考える」「問い」「論理」「ことば」などなど、普段ほっぽらかしてそのまま使っていたことがらを、手に取って見直してみる。身近な「哲学」ってこういうことなのだろう。若い人向けの哲学入門、というスタンスで書かれているが、日常生活にくたびれかけた世代にも「ひとときの解放感」を与えてくれる「考えることを考える」本である。

 私自身、書評にも「自分で考えること」、とさんざん書いてきた。でも、じゃあ「考える」ってなんだろう。
 思えば、人間ひとりひとりはみな一個の細胞(受精卵)から始まり、システムをひとりひとりつくりあげていく。文字通り「一から」で、脳も例外ではない。先人がさまざまに考え、作り上げてきた「論理」や「定説」や「法則」や「思想」は数多くあるけれど、自分の脳の「配線」は一つ一つ自分でつくっていくしかない。教えてもらったものをそのまま「配線」してもきっと不安定なのだろう、自分で「考える」というのは、自分のカスタマイズされた脳の中に一番安定な「配線」を試しながら作り上げていく、ということではないだろうか。そして、他の「配線」を加えたら以前の安定な「配線」もまた組み替えなくてはいけなかったりして。
 この本をやすみやすみ、ぼんやりと読んでいたら、こんなふうに考えていた。「なんとかしなければ」「理解しなければ」と追われるように考えることも多いのだが、こんな「外力が少ない」かたちでの「考える」はなんだか随分「ひとときの開放感」を与えてくれるものである。

 著者の個人的な考え方には、素直には賛同できないところもあったが、それはそれで著者の書く「共感よりも違和感や反感の方が大事なんだ。P214」ということになるのだろう。そして、「つめこんで、ゆさぶって、からっぽにする。P215」。硬くなった頭をちょっと解放して空気を入れ替え、リフレッシュさせてくれた本であった。

 ひとつだけ、「高齢者」にはつらかった点を挙げておく。色である。
 文章も、イラストも、セピア色。雰囲気はよいのだが、少々視力が衰えた人間には目が疲れて読みづらい。もしかして、一気にさらさらと読み飛ばさない、ということかも、と思うことにしているが、せめて活字をもうちょっと大きくするなど、ぜひ御一考お願いしたい。


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はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

2016/10/31 10:19

ゆっくり読む、考える

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る

「考える」とはどういうことなのか。
それをじっくりと考えさせてくれる本です。
「絵本のような本を」と筆者があとがきで語っているように、挿絵がとても多く、きれいです。
その挿絵が、文章の意味を咀嚼するための「間」となって、私たちの理解を助けてくれます。
「考える」というとても漠然とした行為を、具体例を出しながら、丁寧に説明してくれます。
まるで、目の前に作者がいて、直接自分に語りかけてくれているような語り口で、とてもわかりやすいです。
読まなきゃ損な一冊だと思います。おすすめです。

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はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内

2009/02/09 15:35

頭の中の凝りをほぐしたい方に

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「考える」って、どういうことなのか。普段、なんということなく通りすぎてしまっている街の風景、建物や店のことなどを、立ち止まって教えてもらったみたいな感じ。自分のなかのもうひとりの自分に語るかけるようにして、「考える」ことの本質を見、探り、考えていく著者の文章に、頭の中の思考回路をやわらかく解きほぐしてもらった気持ちになりました。

 著者の文章の脇に置かれていたのが、植田 真(うえだ まこと)による風景のイラスト。文章と直接のつながりはありませんが、いい意味で、気晴らしというか、息抜きさせてくれる雰囲気がありました。なくても困らないけれど、あったほうが気分がやわらかくなる、そんな絵の数々と言ってもいいかな。

 【「考える」って何をすることだろう】【問いのかたち】【論理的に考えるだって?】【ことばがなければ考えられない】【見えない枠】【自分の頭で考える?】の、大きく6つの章で構成された一冊。
 なかでも、「夜空はなぜ暗いのか」を見ていく話と、「R2D1」ほかのロボットの悲劇を語るエピソードが、とても興味深かった。特に後者、ロボットにある行動をとらせるためにはどこまで教えておかなければならないか、ということを語る件りには、先日読んだ井上夢人の短篇「ジェイとアイとJI」(『あわせ鏡に飛び込んで』所収)に通じる面白さがありましたね。翻って、人間の脳の思考回路(?)って、時々刻々、なにげに凄いことをやっているんだなあと。

 頭の中の凝りをほぐしたい、気分転換に脳のラジオ体操(?)をしてみたい、そんな方におすすめの文庫本。知ったかぶりをしたり、妙に偉ぶった態度をとったりせずに、読者と対等の目線で語っていく著者の文章がいいですね。そこに好感を持ちましたし、さくさく読んでいくことができました。

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