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一度は行きたい「戦争遺跡」
著者 友清哲
戦後70年を経た現在もなお、日本列島各地には、戦時の遺構が、ときに自治体の保全活動によって、あるいは顧みられず朽ちた状態で、今なお往時を偲ぶ姿を遺しているのをご存じだろうか? たとえば、函館市の夜景を楽しむスポットとして人気の函館山には、「函館山要塞」と呼ばれた時代の遺構が数カ所に点在している。太平洋戦争で直接戦火を交えることはなかったが、日露戦争に備えて海側からは見えないよう山のあちこちに砲台跡や司令部跡が残り、散策の途中に立ち寄ることも可能なのだ。本書は、北海道から沖縄までに点在するこれらの遺構を「戦争遺跡」(“戦跡”)と呼び、実際に著者が踏査したスポットを中心に、カラー写真をふんだんに掲載して紹介する力作現地ルポ。とくに第4章「沖縄戦の記憶。」は、実際に多く犠牲者の悲劇的な逸話が各々の戦跡に盛り込まれ、胸に迫る。
一度は行きたい「戦争遺跡」
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紙の本一度は行きたい「戦争遺跡」 北海道から沖縄まで、“戦時”の遺構を歩く
2018/08/19 06:27
遺跡
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
つい数十年前に起きた悲惨戦争を忘れがちになるが後世に伝えるために戦争遺跡を巡ることは必要だ。本書はそんな欲求にこたえてくれる本。ガイドとして最適で紹介されていない場所も探求したくなる。
紙の本一度は行きたい「戦争遺跡」 北海道から沖縄まで、“戦時”の遺構を歩く
2015/10/27 23:17
危険なところにはいかないように
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:疾風のエディ - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争遺跡って、やっぱり戦後70年なんだなぁって思う1冊。昔は陣地だたっところで無断で一般人は入れなかったところにハイキング感覚でいけるんだもの。興味本位で行くのもいいけれど、そこは「戦争をするための施設」だったということを肝に銘じて行って欲しい。それと、私有地に立ち入るとか、防護柵の向こう側にいくなんておバカなことはやめましょうね。