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日曜日の王国
小学五年生の秋、なぜか学校へ行けなくなった繭。ある日、電柱や塀に描かれた矢印をたどって行くと、〈日曜日舎〉にたどり着いた。ここは、日曜日にしか生きられない人々の集まるスケッチクラブ。猫と一緒のおばあさんや、羽の音を立ててやってくる少年、しゃべる陶器の人形たちが集う。動く剥製の狐もいるし、時間の狂った柱時計もある。ちぐはぐな空間だ。この店の奥には、スケッチルームがあり、彼らはここで「自分を通して見た世界」を絵にする。繭はこの〈日曜日舎〉に通うことにし、しだいに生きるすべを見つけていく……。 【目次】〈第1日曜日〉矢じるしをたどると/日曜日だけのスケッチクラブ/暗い暗い夜 〈第2日曜日〉スケッチがはじまる/川とおしゃべり/忘れ物、それから名前 〈第3日曜日〉雨がくる/繭のパレット/水の絵の具 〈第4日曜日〉悪天候スケッチ/時計の狂い 〈最終日曜日〉琥珀の蝶/星夜の作品展/羽化
日曜日の王国
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日曜日の王国
2018/04/19 23:38
誰もが抱える孤独、再生
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maru - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人であっても社会の中で孤独感をしばしば覚えることがある。
子ども、大人関係なく、現代が抱える社会からの解放の物語。優しさだけでないその物語は、誰もが心の片隅にある傷を優しく覆ってくれる、そんな物語。
日曜日の王国
2018/05/11 23:04
ピンとこなかった
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いまいちピンとこなかった。
言わんとすることは分からないでもないけど。
共感できる子はいるとは思う。
がんばれ。