魂の伴侶―ソウルメイト
精神科医ワイス博士は、前世の記憶をもつ患者と接するうちに、誰にでも生まれ変わるたびにめぐり会う“魂の伴侶(ソウルメイト)”がいることを知る。そして彼は、自分の患者のアメリカ人エリザベスと、メキシコ青年ペドロが、お互いに魂の伴侶であることに気づく。二人を引き合わせたいという思いと、医師としての守秘義務の狭間で揺れ動くワイス博士。そして治療を終えたペドロの帰国の日が迫っていた……。本書は、現代医学では説明できない前世と輪廻転生の真実を明らかにし、世界で200万部の大ベストセラーとなった『前世療法』の著者が綴る、愛と感動の物語。著者は「どのようにして自分のソウルメイトを見つけ、いつ自分の人生を根本から変えてしまう決定をするのかということは、人生で最も感動的で重要な瞬間です」と語っています。恋愛や人生に悩み、傷ついた人たちに、真実の愛の存在を教え、優しく心を癒してくれる希望の書。
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魂の伴侶 ソウルメイト 傷ついた人生をいやす生まれ変わりの旅
2002/07/31 16:34
愛によって永遠に結ばれている「わたしたち」
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ダーナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
15年間におよぶ前世療法をつうじて、ワイス博士は「魂の伴侶(ソウルメイト)」と呼べるカップルやグループの存在を確信する。誰にでも、生まれ変わるたびにめぐりあい、特別な影響を与え合う相手や仲間がいるという。あなたの配偶者が、子どもが、友人が、上司が、たまたま電車で隣合わせた人が、過去に、数え切れないほど喜び悲しみをともにした相手だとしたら……。
本書の中心となるのは、そうしたソウルメイトであった現世の男女が、やがてそれに気がつき、ついに結ばれるまでの記録である。ワイス博士に別々に治療を受けていた二人。両者の過去世の動かしがたい共通点に気付きながらも、みずからそれを二人に告げるべきか否か悩む博士。劇的な、しかし「ごく普通にどこにでも起こっている」運命と希望の物語。すべての人々におすすめしたい。
構成する24章の冒頭に、ゲーテやカリル・ギブランをはじめとする過去の偉大な作家、歴史上の人物の言葉が引かれている。直感的にか、彼らはすでにそうした魂の限りないめぐりあいを、確かに感じていたのだろう。
2021/07/11 14:02
ハッピーエンド
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで親しくなった人は、意外な共通点があったりして驚いた経験があり、これも何かの縁だと感じたことはあるが、前世という切り口は目から鱗で、視野が広がった思いがする。
40歳を過ぎて、父を亡くしたりと、あの世が身近に感じるこの頃、死は終わりではない、またどこかで再会することになるのかも知れないと前向きに考える助けになっている。