サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件

電子書籍

「改革」はどこへ行った?

著者 竹中平蔵 (著)

 10月20日の西川善文・日本郵政社長の電撃的辞任、政権交代後の初めての臨時国会の開催。一言で言えば、こうした民主党政権の先行きを占うギリギリの最新情報までも取り込んだのが、類書には見られない本書の最大の特色だ。
 小泉・竹中改革に対する批判は、鳩山由紀夫民主党政権が誕生した後もエスカレートする一方である。現在の日本が抱えるすべての問題の元凶が小泉・竹中改革にあったかのように非難する無節操な新政権の閣僚やTVコメンテーター、「100年に1度だから」「マニフェストに書いたから」という錦の御旗ですべての財政バラマキを正当化しようとした(している)麻生前政権や鳩山新政権の政策の有り様、10年先を議論すべき大事な時期に重箱の隅を突くような批判のための批判に明け暮れるマスコミ……、こうした現状は、日本の経済論壇における政策論議の長期的衰退を物語る。

本書はこうした現状に一石を投じ、議論の活性化を目指す。
 筆者は、小泉純一郎元首相の政界引退、先の総選挙における自民党敗北と、改革派・小泉チルドレンの消滅などで、今や孤立無援の竹中平蔵氏。小泉・竹中改革に対するいわれなき批判への反論、赤信号が灯った郵政民営化への怒り、逆行する政策金融改革への失望、民主党政権の「官僚による脱官僚」の矛盾、霞ヶ関(特に財務)官僚復権への悲憤……改革を主軸にすえた骨太の議論を展開する。政策の立案や実行の現場にいた竹中氏ならではの歯切れのよい議論や、首尾一貫したブレない政策スタンスが、読者の支持を得ることは間違いない。

「改革」はどこへ行った?

税込 1,320 12pt

「改革」はどこへ行った?

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 4.8MB
Android EPUB 4.8MB
Win EPUB 4.8MB
Mac EPUB 4.8MB

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

民主栄えて、国めっちゃくちゃ

17人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書の要諦は、つまり小泉改革にNOを突き付ける批判への反論である。民主党の知恵足らずはいつも判で押したように「小泉改革で国民の暮らしはよくなったのか。なりませんでしたね」などとほざく。経済には流れというものがあって、小泉改革の本当の大成果である不良債権処理を済ませていなかったら、今頃日本経済は沈没していた。これは竹中平蔵が実務においても超一流であるなによりの実績であろう。
 もっとも、郵政資金を外国へ垂れ流すという話も一時竹中には向けられていた。まあしかし、流す約束というか何らかのアメリカへの寄与の意思はあったかもしれないが、金をまさかアメリカへ贈与契約を結ぶわけではないわけで、持主はあくまで預金者である。である以上、郵政資金だって取締役らは忠実義務にしたがい処理しなければならない。つまり、そんなに心配することもなかったのかもしれない。
 さて、竹中氏はつまり改革が足りないから成果が止まったんだ、なのに民主党が改革を中断するのはとんでもないという。これはまさにその通り。
 国民は一体民主党の経済政策の一体なにをもって支持する要素と考えているのか。じつは、民主党には一切なんの経済政策もないのが真相である。嘘でも大げさでもない。まず、マニュフェストをみても、成長戦略が皆無なことはいうまでもない。そして、通貨政策もない。今の財務大臣はもうちょっとマシなのかと思っていたら、実は通貨の素人に近い。なにしろ、就任早々為替介入を根本から否定してしまった。これには、おそらく噴飯した方も多かろう。以後、何を言ってもだれも信じなくなり、結果本日の84円である。
 私は、円高政策というのは中期で誤りではないと思う。再三書評でも述べてきたのと変わりない。資源高や食糧、原材料高騰という観点と、日本の財政事情を見ればトレンドは絶対に円安である。だから、放っておけば円安になるはず。だが、今は深刻な(ゆるやかでないことは値下げ競争を見れば実感できるはず。)デフレである。デフレ化の通貨高は最悪だ。安い輸入品が入ってきてそれがますます値下げになる。今は、介入の時である。
 そして、何よりも最も最悪なのが、事業仕分けなのである。科学技術予算を根こそぎカットしたことは、将来の日本に禍根どころではない。おそらく、日本人がこの地球における存在のよりどころを失うことになるだろう。いま、日本の技術は総合的には世界一である。米国特許出願数をみるまでもなく、自動車家電スパコン衛星技術造船原子力発電所・・・つまり圧倒的に世界一なのだ。
 今回民主党の馬鹿は、とくにレンホウなどというまさかあそこまで愚かとは思わなんだ女が、大車輪の活躍で科学予算をカットした。技術に世界2はない。1しかないのである。1位だけが上流にいられる。そして、スパコンをはじめ、宇宙技術も、決してそれ自体だけが目的ではない。実は、最も重要なのがその製造過程で「人が育つ。思わぬ派生技術が育つ」ということなのだ。
 その予算を零にすれば、今度なんかを政府が思いついて、今は三菱重工とかそういうところに委託したりできるが、それもできなくなってしまう。技術がなくなれば、一時的な円高とかそういうのとははるかに次元の違う大不況というか、資源もない借金国である日本は本当に破産するしかない。
 竹中平蔵だったら、絶対にこんな愚かなことはしない。科学予算は最大の最高価値の成長戦略なのである。いま、福祉だなんだとばらまく予算の帳尻あわせのために、国そのものの崩壊を犠牲にしている。
 やはり民主党には政権などとても無理だ。ほかにも、夫婦別姓や外人への参政権付与(話は地方参政権だけではない。国政まで与えようと画策しているものがいることを忘れてはいけない。)本当に、国がめちゃめちゃになる前に、なんとしても民主党が政権から退場することを願うしかない。もし民主党にいれるつもりの人がいたら、それが何を意味するか、勉強不足としかいいようがない(極左政策の可否という色のついた政治的論点ではない。経済についてである)。そして日銀総裁は、やはり竹中しかいない。本書を読み、改めて在野に置くべきレベルの男ではないと感じるにいたった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。