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愛人を囲う冷徹な伯爵との典型的な政略結婚、そして嫌われからの溺愛、その結末。
軍人上がりのレナンド・ビルシュタイン伯爵の結婚相手は、貴族令嬢であるエリーゼ・キャベンディッシュだった。
ビルシュタイン家は地盤固めのための家柄を、キャベンディッシュ家は結納金を含む金銭援助を目的とした政略結婚であることは明らか。実際、結婚してからのレナンドはエリーゼを大切にせず、複数の愛人と別館で夜を過ごす日々が続いていた。
しかし、噂で聞いていた傲慢で我が儘な令嬢の姿はなく、純粋で誰にでも優しくふるまうエリーゼに、警戒しながらも興味をもつレナンド。嫌っていたはずのエリーゼと次第に顔を合わせる機会が増え、会話も交わすようになっていき、とうとうレナンドはエリーゼへの恋心を認めた。
こうしてレナンドはエリーゼを溺愛し、幸せな日々が続く……はずだった。
これは喜劇か、それとも悲劇か。
第31回フランス書院官能大賞 e-ノワール賞受賞作品、約20万字の大幅加筆で2冊同時配信。
愛人を囲う冷徹な伯爵との典型的な政略結婚、そして嫌われからの溺愛、その結末。 下
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愛人を囲う冷徹な伯爵との典型的な政略結婚、そして嫌われからの溺愛、その結末。 上
2024/07/17 02:15
「その結末」なめてた。復讐劇と教えてくれ
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
出版社名から内容をもう少し疑っておけばよかった。やけに早い段階で溺愛に変わりその先の展開に疑問を持ったけど、エグ!
かなりキツイ。死ぬほど苦しい、とは死ねないとか狂いきれいとかで、何かもう深刻過ぎてダメ
愛人を囲う冷徹な伯爵との典型的な政略結婚、そして嫌われからの溺愛、その結末。 上
2024/11/15 22:45
R18残酷表現ありと記載してほしかった
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yu - この投稿者のレビュー一覧を見る
心身共に無惨な目にあったヒロインの復讐劇。
何度も何度も惨いシーンが登場する。
あまりにも辛くて、読むのをやめたいくらいだった。
でも本当の戦争ではこのような惨たらしい事が実際に起こっているのかもしれない。
ハッピーエンドのヒーローヒロインのロマンスだと思って購入しない方がいい。
物語としてはよいと思うが、救いがあるようで殆ど見当たらず、読後感があまりにも辛い。