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2件
小指の先の天使
著者 神林長平 (著)
仮想世界の動物園でキリンが鳩を食べたら、それは現実に住まう神の御業なのだろうか?あるいは、仮想世界で生涯を終えた者がいて、その魂はどこへ向かうのだろうか?人間の意識と神についての思索が、現実と仮想の間を往還する──二十年の歳月を費やした著者の原点にして到達点たる連作集。
小指の先の天使
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2015/12/31 23:45
ロマンチックあり、ハードSFありな短編集
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投稿者:スバル - この投稿者のレビュー一覧を見る
6つの話が収録されている。
試し読み出来るのは「抱いて熱く」という話の一部。
この話はロマンチックで、想像しやすい世界観で、主人公の伸びやかな姿が魅力的だった。
次の話は「なんと清浄な街」という題で、ハードSF的で、マトリックスを知らなければ難しかったかも知れない設定で、主人公も小難しい話し方をする。
1冊で2度も3度も美味しい本と言えるし、ファンタジーが好きなら1つは気にいる話が見つかるのではないだろうか。
2021/07/11 01:19
SFだけど
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
SF……というか、ファンタジーつまり日本でいうところの幻想文学……で、短編の読みきりです。お話の一つ一つにそれぞれ違った味はあるのですが……。