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4件
火刑法廷〔新訳版〕
著者 ジョン・ディクスン・カー , 加賀山 卓朗
広大な敷地を所有するデスパード家の当主が急死。その夜、当主の寝室で目撃されたのは古風な衣装をまとった婦人の姿だった。その婦人は壁を通り抜けて消えてしまう……伯父の死に毒殺の疑いを持ったマークは、友人の手を借りて埋葬された遺体の発掘を試みる。だが、密閉された地下の霊廟から遺体は跡形もなく消え失せていたのだ! 無気味な雰囲気を孕んで展開するミステリの一級品
火刑法廷〔新訳版〕
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火刑法廷 新訳版
2022/02/20 12:20
余韻が堪らない
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藍花 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カーは初読みだったのですが、とっても面白かった。不安をかき立てる不可思議な符合と不可解な事柄に導入からぐっと引き込まれ、読む手が止まりませんでした。
謎が解き明かされて、ホッと胸を撫で下ろした後の何とも言えない余韻が堪らないです。
2015/09/13 22:23
オカルトは実在するのかしないのか?
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かんけつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーにはまっていた中学生時代に「帽子収集狂事件」だけ読んでいまいち好みじゃないかと他の作品は読んでこなかったが、オカルトとミステリーの見事な融合の手際には感心させられ、他の作品も読んでみたいと思わされた。
小説内世界が、オカルトを信じている人が多数いるだけでオカルトのない(現実)世界なのか、オカルトはないと思われているが実は本当にオカルトが存在する(架空)世界なのか知りようもない中でのエピローグはちょっとアンフェアとも思われた。
火刑法廷 新訳版
2024/02/22 18:19
たしかに面白い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:栄本勇人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の代表的な一冊。きちんとしているようでふざけていて、でもやっぱりきちんとしている、そんな本のように感じる。好みは明確に分かれるだろうが、個人的には面白く読めた。