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2件
航路
著者 コニー・ウィリス (著) , 大森望 (訳)
ローカス賞受賞!マーシー総合病院で、臨死体験者の聞き取り調査を行なっていた認知心理学者のジョアンナは、神経内科医のリチャードから新規プロジェクトへの協力を求められる。NDE(臨死体験)を人為的に発生させ、その時の脳の活動を詳細に記録しようというのだ。しかしその実験にはトラブルが続出し、被験者が不足してしまう。ジョアンナはみずからが被験者となることを申し出るが、彼女が擬似臨死体験でたどり着いた場所は……!?
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2013/10/14 20:30
泣けるSF
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あんず86 - この投稿者のレビュー一覧を見る
臨死体験とは何なのか? その時、人間の脳はどういう状態になっているのか?
死とは? 死のあとに待っているものとは何なのか?
本書はそれらの疑問に対して、ウィリスなりの解答を示しています。
テーマが“死”という重いものであるにも関わらず、それほど重たく感じないですんでいるのは、
やはりウィリス特有のコメディ的要素のおかげでしょうか。
時にユーモラスに、時に感動的に…。“泣けるSF”というウィリスの定評どおり、本領を発揮していました。
2018/05/30 06:45
テーマは生と死
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『犬は勘定に〜』以上に読むのに気合いが入ります。臨死体験を主軸にテーマも生と死になっていて重い話になっています。
それでも話のテンポがいいのか、途中からどんどん読み進めることができました。翻訳家さんも素晴らしいのだと思います。
最後まで読むと大きな感動が待っています!