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信じる覚悟 超訳 西郷隆盛
著者 著:鈴木博毅
明治維新を成し遂げた西郷隆盛は、他者への愛と不動の覚悟によって時代を切り開いたリーダーだった。西郷の言葉は、人を愛し、信じて生きるためには「覚悟」が必要であることを教えてくれる。
信じる覚悟 超訳 西郷隆盛
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紙の本信じる覚悟 超訳西郷隆盛
2017/08/09 05:33
西郷ブームが来そうな予感
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
上野公園の西郷隆盛像は今でも人気スポットだ。
像の周辺には今でも大勢の人で賑わっている。
この銅像が出来たのは、西郷が西南戦争で敗れて亡くなったあと、21年も経った明治31年で、その除幕式の際、夫人の糸子は「西郷はそんな人ではなかった」と言ったといわれる。
葉室麟さんによれば、これは西郷という人間は浴衣姿で人前に出るようなだらしない人物ではなかったと糸子夫人は言いたかったのではないかという。
いずれにしても西郷ほど、いつまでも人気の高い人物も少ない。
そして、今また2018年のNHK大河ドラマは西郷が描かれる。
この本はそんな西郷が残した言葉の数々を「超訳」で紹介するものだ
本のタイトル「信じる覚悟」には、少し言葉が足されて本文では紹介されている。
それが「未来」。
つまり、「未来を信じる覚悟」。
この言葉に添えられた文章にこうある。
「未来は常にあります。あなたが信じる覚悟を決めたなら。」
実際の西郷の言葉がどのようなものであったのかはわかりませんが、西郷という幕末から明治にかけて生きた人間のことを思うと、西郷は「信じる覚悟」を持って、倒幕にも向かっていったでしょうし、新政府樹立後下野もしたのでしょう。
この本の中で紹介されている西郷の言葉は176。
きっと読者一人ひとり心に刺さる言葉は違うでしょうが、リーダーへの言葉として残された数々は、きっといろんな場面で役立つことでしょう。