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マネジメント・テキスト ビジネス・エコノミクス 第2版
著者 伊藤 元重
◆吉野家の牛丼の値付け戦略のねらいとは? なぜコンビニは日本で定着したのか? なぜコストコは会員制なのか? なぜユニクロとニトリは流行るのか? なぜサントリーはセサミンをネットで販売したのか? なぜ業界1位の企業をひっくり返すのが難しいのか? ドトールとスターバックスの違いの理由は?
◆ビジネス界を代表する人々との豊富な接点をもち、企業の動向に詳しい伊藤元重教授が、価格、マーケティング、流通、競争、戦略、消費などをめぐる企業の豊富な事例をもとに、価格理論、ゲーム理論、情報の経済学、行動経済学、産業組織論などのミクロ経済学の基本コンセプトがどう応用されているのか、また、応用できるのか、やさしく、たっぷりと解説します。ビジネスの現場で日々起こっている興味深い現象の背後にある理屈が手に取るようにわかります。知的刺激を得られること間違いなしです。
◆ビジネスの世界での事例をミクロ経済学の素材として提供することで、より血の通った経済学を学ぶことができる本です。また同時に、経済学の考え方を利用して、ビジネスの世界への関心を一層深めることのできる本です。
マネジメント・テキスト ビジネス・エコノミクス 第2版
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ビジネス・エコノミクス 第2版
2021/10/24 18:00
リアルな日常と経済学
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投稿者:奥津 明 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミクロでも、マクロでも、国際経済でもない、伊藤元重の「ビジネス・エコノミクス」。著者の本が、一般向け新刊コーナーに並んでいるのを発見して、思わず手に取り買いました。
リアルな日常と経済学が結びついていることが良く分かる本です。特に、パート2「ビジネスはゲームだ」にあるゲーム理論、インセンティブ、行動経済学に関する内容は秀逸です。
以前新聞で、「古い自分にさようなら」と題した著者へのインタビュー記事を読んだことがありますが、この本は、特に大学生には、世間知らずの高校生だった昔の自分とさようならして、視野が広い大人へと変われるきっかけになる本だと思います。おすすめです。