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とまどいの行方
「今日からここが、おまえの家だよ」。祖母の葬式の日、幼い紀野直実の手にのせられた鍵と優しい男の手。あの日から直実はひたむきに、自分の保護者となった外科医の氷室知之を慕い続けていた。優しい時間をともに過ごす二人。しかし直実が高校生になった頃から、知之の態度がどこかよそよそしくなる。とまどいを隠せない直実だったが、ある晩突然、知之に力ずくで抱かれてしまう。怖くて仕方ないはずなのに、直実は痛みとともに強烈な悦びを感じて――。
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紙の本とまどいの行方
2017/04/30 16:34
歳の差、疑似家族、健気受け
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
36歳脳外科医×16歳高校一年生。
受は小学生の時に母親を病気で亡くし、父親にも捨てられ、両親の幼馴染みだった攻に引き取られます。
受にとってはたった一人の大切な家族だったはずが、自分の気持ちは恋情だったと気づき…という話。
一方攻が受に対する恋情をいつ頃から持っていたのかその辺りは謎。
受の潔い性格に対し、攻はいきなり受に感情をぶつけたり、逃げ回ったりして往生際が悪かったです…。
受の両親とのことでもぐるぐるしてたし、攻が微妙でした。