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狡い男
会社から疲れて帰宅する日下を待っているのは明るい部屋と美味しいご飯。それらを用意してくれているのは、恋人――では断じてない、日下の好みとは正反対のでかくてむさくるしい男、満木だった。好きなんかじゃないのに、強引に迫られると流されてしまう。でも、ある日紹介された満木の友人野津は日下の好みそのままで……!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
狡い男 (上)
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紙の本狡い男 下
2018/05/07 07:57
下巻まで読んで良かった
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻を読んでた時には、訳ありとは言え、
攻めというものがありながら、野津にふらふらしてる受けや
どの位受けに本気なのかが今ひとつはっきりしない攻めに
物足りなさを感じて、★3止まりでした。
上巻の最後で、ようやく受けも攻めが好きだと認め、
気持ちの上でもくっつきましたが、
こちらの下巻では、くっついても相変わらず揉めてる、
そして揉めながらも固く寄り合わさっていく二人の様子が見られます。
受けの境遇の不幸さ、攻めと義理の兄弟という間柄、
全て上巻で既知になっており、
下巻で新たに分かったことはあまりなかった、
むしろ攻めの悪い点が新たに発覚する位だったのですが、
不思議と不完全な二人の様子を読んでいる間に、
攻めも受けも欠けたところがあるからこそ愛おしい
という風に気持ちが変化していきました。
上巻止まりの方は是非下巻まで読んでみてほしいです。