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東京総合指令室
著者 川辺謙一
われわれが日々利用する電車、そして世界に類を見ない高密度輸送を行なう東京圏の鉄道は、誰がどのように管理し、支えているのか。国内最大規模の指令室であるJR東日本の東京総合指令室を取材し、紹介する。この指令室では、1日約1400万人を運ぶ東京圏の在来線輸送を管理しており、所属する500人余りの社員が、乱れたダイヤを回復させ、トラブルで停まった列車をなんとか動かそうと奮闘している。本書では、これまでほとんど紹介されることがなかった指令室の過去・現在・未来に迫り、東京や日本の鉄道の側面をかいま見る。
川辺 謙一(かわべけんいち)
鉄道技術ライター、交通技術ライター。1970年、三重県生まれ。東北大学工学部卒、東北大学大学院工学研究科修了。化学メーカーに入社後、半導体材料等の開発に従事し、2004年に独立。高度化した技術を一般向けに翻訳したり、鉄道や道路を支える現場や当事者を紹介する活動を行なっている。近著に『鉄道をつくる人たち』(交通新聞社)、『鉄道を科学する』(SBクリエイティブ)、『図解・首都高速の科学』(講談社)、『鐵路的科學』(中国語版・晨星出版社)などがある。本書では図版も担当。
東京総合指令室
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東京総合指令室 東京圏1400万人の足を支える指令員たち
2020/05/20 11:02
首都圏の列車運行管理のダイナミズムが見える良書
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさひこり - この投稿者のレビュー一覧を見る
首都圏の列車運行を一元管理するJR東日本の指令室をドキュメント風に記した良書。複雑に入り乱れ、リアルタイムに状況が変わる首都圏列車運行のダイナミズムが手に取るようにわかる。
ドキュメンタリーとしても、鉄道運行管理技術を学ぶとしても良い本。
東京総合指令室 東京圏1400万人の足を支える指令員たち
2015/12/20 12:01
違った光景
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あかさたな - この投稿者のレビュー一覧を見る
日々使っている鉄道は東京総合指令室のおかげで動いていると言っても過言ではない。
この本を見た後に鉄道に乗るとまた違った光景が見えてくる。