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生活保護とあたし
著者 和久井みちる
「あたしたちは怠けものではありません。まずは、あたしたちの日常をのぞいてみてください」。DV夫から逃れて、そしてウツ病のために仕事もできず、生活保護になった筆者。前向きに、ひたむきに生きる筆者がありのままにつづります。怒りと涙、でも、ユーモアと優しさ満載!
生活保護バッシングのウソがよく分かります。生活保護切り削りが全国民の社会保障切り削りにつながること、生活保護バッシングの真の目的もよく分かります。
雨宮処凛さんが「今、私たちが知っておくべきことがこの本にはつまっている。『生きるってなんだか大変』と思っているすべての人へ」と絶賛・推薦。
生活保護とあたし
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生活保護とあたし あたしたちは怠け者ではありません。まずはあたしたちの日常をのぞいてみてください。
2013/03/06 17:50
生活保護の実態を知ろう
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投稿者:みちのく - この投稿者のレビュー一覧を見る
マスコミは懸命に生活保護不正受給を騒ぎ立て、一部国会議員までほんのわずかしかいない不正受給をまるで生活保護を受けている全員のようにわめきちらす。
本書は、生活保護を受けた事がある著者が、どんな制度なのか、不正受給なんてふつうできないことなど書かれています。
生活保護基準を下げたりすることは、結局国民の貧困水準をさらに厳しいものにするだけです。もともと、日本は社会保障の考え方が遅れているんでしょうね。国会議員も2世が多く、苦しい生活などしたことがないから。本書を読んで、生活保護制度について学んで、この制度の本当の課題を共有する事が第一です。