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ベトナムの微笑み
著者 著:樋口健夫
変わりつつあるようで変わらない、微笑みの国ベトナム。そこでは、どんな暮らしと仕事が待っていたか?美しい街、愛すべき人々、豊かな文化、不思議なビジネス慣行、恐怖の交通事情…。すっかりベトナム大好きになった商社マンが綴る、愛と笑いと不思議に満ちた、魅惑のベトナム滞在記。
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ベトナムの微笑み
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2001/05/23 22:45
著者の目を通して、ベトナムを見てみよう
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投稿者:川原 いづみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
三井物産に勤務する著者による、95年から97年までの2年間にわたるハノイ駐在記。
ベトナムの良さを主に取り上げています。しかし全然押し付けがましくなんてありません。一時滞在する日本人としての立場から見たベトナムの魅力がさらりと書き出されています。ところどころにおやぢギャグ(?)も混じっていたりして。お茶目さん。
中でも印象的だったのが、コレ。事務所に出入りしている靴磨きのストリートチルドレン、彼はとても気だてがいいので著者とその同僚とで「私的奨学金」を出して学校に行かせてあげたいと考えるのですが…。金銭的に援助する余裕はある。だけど果たしてそれが少年にどのような影響を及ぼすか? 少年一人の問題ではなくて、社会的なレベルで見ても同じような問題が出てくるのでしょうね。「援助」って難しいものです。
男性の目から見たアオザイ女性の美しさとか(アオザイ着てみたくなります)、恐怖の(?)ツボレフ搭乗記とか、思わずうふふと笑ってしまうのでした。